しょうじょう‐のみ【猩猩飲み】
猩猩が酒を飲むように、多量の酒を一気に飲むこと。また、その人。「朝日の出るまで—と」〈浮・諸艶大鑑・一〉
しょうじょう‐ばえ【猩猩蠅】
双翅(そうし)目ショウジョウバエ科の昆虫の総称。ごく小形で、発酵した果物やきのこに集まる。世界中に広く分布し、種類も多い。キイロショウジョウバエは遺伝学の実験材料に用いられる。《季 夏》
しょうじょう‐ばかま【猩猩袴】
シュロソウ科の常緑多年草。山地に自生。高さ約20センチ。披針(ひしん)形の葉を多数根生する。春、葉の間から花茎を出し、紅紫色の花を総状につける。《季 春》「城山は—ばかりかな/節子」
しょうじょう‐ひ【猩猩緋】
やや青みを帯びた鮮やかな深紅色。また、その色に染めた舶来の毛織物。「—の陣羽織」
しょうじょう‐ぼく【猩猩木】
ポインセチアの別名。