ね‐こ【猫】
《「ね」は鳴き声の擬声、「こ」は親愛の気持ちを表す接尾語》 1 食肉目ネコ科の哺乳類。体はしなやかで、足裏に肉球があり、爪を鞘に収めることができる。口のまわりや目の上に長いひげがあり、感覚器とし...
ねこ【猫】
洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。昭和15年(1940)制作。副題は「闘争」。猫の群れが争うさまを描いたもの。東京国立近代美術館蔵。
の‐ねこ【野猫】
飼い主のない猫。のら猫。「沙金の目が、—のように鋭く」〈芥川・偸盗〉 [補説]「野良猫」は飼い主がなく人家の周りをうろつくもの、「野猫」は人から離れて山野に住み着き、鳥獣を捕食する野生化したもの...
のら‐ねこ【野良猫】
飼い主のない猫。のねこ。→野猫[補説]
はい‐ねこ【灰猫】
1 灰色の毛の猫。 2 火を落としたかまどに入り、灰まみれになった猫。《季 冬》
はん‐みょう【斑猫/斑蝥】
1 ハンミョウ科の昆虫。体長2センチくらい。体は光沢があり、緑・紫・赤・青などの斑紋をもつ。日当たりのよい砂地や山間の小道に多く、人が歩くと先へと飛んでは止まることで知られる。みちおしえ。みちし...
ばけ‐ねこ【化け猫】
魔力をもっていて、人などにばける猫。猫の妖怪。
ひとりであるいていったねこ【一人で歩いていった猫】
大原まり子の短編SF小説。大学在学中に第6回ハヤカワSFコンテストに応募し佳作入選した、著者のデビュー作。
びょう【猫】
[常用漢字] [音]ビョウ(ベウ)(漢) ミョウ(メウ)(呉) [訓]ねこ 〈ビョウ〉獣の名。ネコ。「猫額/愛猫・怪猫・霊猫」
〈ねこ〉「猫舌・猫背/海猫・子猫・山猫・野良猫・三毛猫」 [難...
ビルマ‐ねこ【ビルマ猫】
家猫の一品種。体つきはがっしりし、毛は短く濃褐色。ミャンマーの在来種にシャム猫を交配して米国で作り出された。