あいぜん‐みょうおう【愛染明王】
《(梵)Rāga-rājaの訳》密教の神。愛欲などの迷いがそのまま悟りにつながることを示し、外見は忿怒(ふんぬ)暴悪の形をとるが、内面は愛をもって衆生(しゅじょう)を解脱させる。三目六臂(ろっぴ...
あしゅら‐おう【阿修羅王】
阿修羅の長。修羅王。
ありおう【有王】
平家物語や源平盛衰記などの登場人物。俊寛僧都の下僕で、鬼界ヶ島に流された主人を訪ね、その死をみとる。
い‐おう【医王】
1 《医師が病人を救うように、仏法を説いて人の悩みをいやすところから》仏・菩薩(ぼさつ)のこと。 2 薬師如来の異称。
いおう‐さんのう【医王山王】
比叡山延暦寺の根本中堂の本尊である薬師如来と、滋賀県大津市坂本にある日吉神社の日吉山王権現。
いぎ‐の‐みこ【威儀の親王】
即位の礼のとき、儀式の威容を整えることをつかさどり、高御座(たかみくら)のわきに立つ親王。
いつき‐の‐みこ【斎皇女/斎王】
天皇即位のとき、伊勢神宮や賀茂神社に天皇の名代として遣わされた未婚の内親王または女王。伊勢神宮では斎宮、賀茂神社は斎院ともいう。斎内親王(さいないしんのう)。斎王(さいおう)。いつきのみや。いつき。
いり‐おう【入(り)王】
「入玉(にゅうぎょく)」に同じ。
うすさま‐みょうおう【烏芻沙摩明王】
《「烏芻沙摩」は梵Ucchuṣmaの音写。汚れを転じて清浄にする意》不浄なところに祭られる明王。忿怒(ふんぬ)形で火炎の中にあり、二臂(にひ)・四臂などいろいろの形相をとる。密教などでは便所の守...
えい‐おう【叡王】
将棋の八大タイトルの一。叡王戦の勝者がタイトルの保持者となる。