わかれ‐の‐くし【別れの櫛】
1 平安時代、斎宮(いつきのみや)となった皇女もしくは女王が、伊勢への出発を前に参内して別れを告げるとき、天皇がみずから斎宮の髪に挿して与えた櫛。 2 別離や不吉なことの前兆としての櫛。投げ捨て...
わかんどおり
《「わか」は「若」、「んどおり」は系統・血統の意の「とおり」に接頭語「み」の付いた「みとおり(御裔)」の変化したものか。一説に、「わか」は「王家」の変化とも》皇室の血統。皇族。わこうどおり。「離...
ワガドゥーグー【Ouagadougou】
西アフリカのブルキナファソの首都。同国の中央部に位置し、コートジボワールの港湾都市アビジャンと鉄道で結ばれる。11世紀よりモシ族の王都になり、独立後も首都が置かれた。ラッカセイなど農産物の集散地...
わき‐かた【脇方】
能楽師のうち、ワキ・ワキヅレを専門に務める者。また、その家柄。進藤・春藤・福王・高安・宝生の五流があったが、進藤・春藤は廃絶した。→シテ方 [補説]ふつう「ワキ方」と書く。
わく‐せい【惑星】
1 恒星の周囲を公転する、比較的大きな天体。国際天文学連合はこのほか、自己重力のため球形であることと、公転軌道近くに衛星以外の天体がないことを惑星の要件としている。太陽系では太陽に近い順に、水星...
わ‐こう【和光】
1 「和光同塵(どうじん)」の略。 2 光をやわらげること、また、やわらかな光。「わが朝の天神地祇感応の—を添へ」〈浄・用明天王〉
わ‐ごぜ【我御前/和御前】
[代]二人称の人代名詞。女性を親しみを込めて呼ぶ語。あなた。おまえ。「—が常々あの男に」〈浄・用明天王〉
ワシントン‐プレース【Washington Place】
米国ハワイ州、オアフ島南東部の都市ホノルルにある白亜の邸宅。市街中心部に位置する。女王リリウオカラニが退位後に過ごした邸宅で、1922年から2002年まで州知事公舎として使われた。現在は女王ゆか...
ワジェンキ‐こうえん【ワジェンキ公園】
《Park Łazienkowski》ポーランドの首都ワルシャワ中心部にある公園。18世紀後半、ポーランド王アウグスト2世により造られた。王の夏の離宮として建てられたワジェンキ宮殿がある。現在、...
わじ‐わじ
[副]寒さや恐怖などのために震えるさま。わなわな。ぶるぶる。「—震うて返事もせず」〈浄・用明天王〉