あと‐ぶつ【阿堵物】
金銭。お金。 [補説]中国六朝(りくちょう)時代の俗語で、このもの、の意。晋の王衍(おうえん)が金銭を忌んで呼んだところからという。
アトリビュート【attribute】
1 《特性・属性の意》絵画や彫刻などで、神あるいは人物の役目・資格などを表すシンボル。例えば、王の冠と笏(しゃく)など。 2 ⇒属性3
アトレウス【Atreus】
ギリシャ神話で、ミケーネ王。王位をめぐって弟のテュエステスと争った。これが後に子孫のアガメムノン・オレステス・エレクトラらの悲劇を招くもととなった。
アドゥヤマン【Adıyaman】
トルコ南東部の都市。紀元前1世紀頃、コンマゲネ王国の支配下の町の一つとして栄えた。世界遺産(文化遺産)に登録されたネムルトダウの麓に位置し、観光拠点になっている。
アドゥリス【Adulis】
エリトリア中部の遺跡。紅海に面し、アクスム王国の港があった場所と考えられている。
あな‐ぐま【穴熊】
1 イタチ科の哺乳類。体長50〜90センチ。タヌキに似るが、爪が長く、クマのようにかかとを地面につけて歩く。夜行性で雑食。ヨーロッパとアジアの温帯地方に分布。日本では本州・四国・九州の山林に深い...
アナケナ【Anakena】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島北部の海岸。白い砂浜が広がり、伝説の王ホツマツアが上陸したとされる。プカオという赤い帽子のような石材を載せたモアイ像が立つアフナウナウという遺跡がある。
あなたのたましいにやすらぎあれ【あなたの魂に安らぎあれ】
神林長平の長編SF小説。昭和58年(1983)刊。「帝王の殻」「膚(はだえ)の下」とともに火星三部作とよばれる。核戦争後、火星の地下空間に追いやられた人類とアンドロイドの抗争を描く。
アナンタサマーコム‐きゅうでん【アナンタサマーコム宮殿】
《Anantha Samakhom Palace》タイの首都バンコクの中心部、ドゥシット地区にある宮殿。ラーマ5世の命によって建設が始まり、1915年に完成。イタリア産の大理石を用いたルネサンス...
アニ【Ani】
トルコ北東部の遺跡。ジョージア、アルメニアとの国境近くに位置する。10世紀に、カルスに代わってバグラト朝アルメニア王国の首都となり発展。アルメニア正教会の主教座が置かれ、聖グレゴリウス教会や大...