あや‐め【文目】
1 織物や木目(もくめ)などに現れた模様。いろどり。あや。 2 (多くはあとに「知らず」「分かず」「見えず」などの語を伴って用いる) ㋐物の区別。見分け。けじめ。「—も知れない闇の中から、硫黄が...
あらい‐だし【洗い出し】
1 たたきや壁などで、表面が乾かないうちに水洗いして、小石を浮き出させたもの。 2 板の表面をこすり、洗って木目(もくめ)を浮き出させたもの。 3 煉瓦(れんが)や石の壁の表面を、漆喰(しっくい...
あらい‐だ・す【洗い出す】
[動サ五(四)] 1 洗って、余分な土や汚れを取り去り、模様などが現れるようにする。「土器の文様を—・す」 2 詳しく調べあげて、事実を明らかにする。「問題点を—・す」「容疑者の行動を—・す」 ...
あらし‐やま【嵐山】
京都市西部にある山。大堰(おおい)川南岸に位置し、標高381メートル。桜・紅葉の名所。 謡曲。脇能物。金春禅鳳(こんぱるぜんぽう)作。勅使が吉野から移された嵐山の桜をたたえると、蔵王権現と木...
あらそえ◦ない【争えない】
[連語]《「あらそう」の可能動詞「あらそえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ある事実がはっきり現れていて、隠すことも否定することもできない。あらそわれない。「年は—◦ない」「血筋は—◦ない」
あらひと‐がみ【現人神/荒人神】
1 《この世に人間の姿をして現れた神の意から》天皇の称。あきつかみ。あきつみかみ。 2 随時、姿を現して、霊験あらたかな神。特に住吉や北野の神などをいう。
あらわ・れる【現れる〔現われる〕/表れる〔表われる〕/顕れる】
[動ラ下一][文]あらは・る[ラ下二] 1 (現れる)今までなかったものが姿を見せる。「彗星(すいせい)のごとく—・れる」「雲間から太陽が—・れる」 2 (表れる)隠れていたものが表面に出てくる...
あり‐あり【有り有り/在り在り】
[副] 1 はっきりと外に現れるさま。明らかに。「顔に不満の色が—(と)見えた」 2 まるで現実であるかのようにはっきりと見えるさま。鮮やかに。「なき友の姿が—(と)目に浮かぶ」
アルコール‐いそんしょう【アルコール依存症】
長期にわたって酒類を飲みつづけた結果、飲酒が習慣となり、やめると禁断症状が現れ、精神的にも身体的にも酒類への依存がみられる状態。→アルコール中毒 →アルコール使用障害
アルス‐ノバ【(ラテン)ars nova】
《新技法、新芸術の意》 フランスのフィリップ=ド=ビトリ著の音楽理論書。新しい記譜法体系を提唱した。 14世紀フランス音楽に現れた新しい傾向。また、その音楽の総称。の題名に由来する。広義に...