あらきだ【荒木田】
もと、東京荒川沿いの荒木田原に産した粘着力の強い茶褐色の土。相撲の土俵用。現在では産地に関係なく同種の土をいい、土壁や園芸などに用いる。荒木田土。
アラクリハン‐メドレセ【Olloqulihon Madrasasi】
ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにあるイスラム教の神学校。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街の東端に位置する。19世紀前半にヒバハン国のアラクリ=ハンにより創設。現在は屋内バザールと織...
アラゴン‐じょう【アラゴン城】
《Castello Aragonese》 イタリア南部、プーリア州の都市タラントにある城。東ローマ帝国支配下の10世紀初頭、サラセン人とベネチア共和国の攻撃を防ぐために築かれた要塞に起源する。...
アラジャホユック【Alacahöyük】
トルコの首都アンカラの東約150キロメートルに位置する村アラジャにある遺跡。青銅器時代、ヒッタイト帝国時代など、何層もの遺跡が重なっており、神殿、地下通路、浮き彫りが施されたスフィンクス門などが...
アラフラフ‐の‐マラエ
《Marae Arahurahu》南太平洋、フランス領ポリネシア、タヒチ島にある遺跡。首都パペーテの南約25キロメートルに位置する。先住のポリネシア人による石造の祭祀場であり、現在も毎年7月にヘ...
アラブ‐じん【アラブ人】
元来は、アラビア半島に居住しアラビア語を母語とするセム系の民族。イスラム教の発展に伴って、現在では西アジアから北アフリカ各地にかけて住み、アラビア語を母語とする人々をいう。アラビア人。
アラム‐ご【アラム語】
《Aramaic》セム語族に属する言語。古代西アジアの共通語として広く使用され、イエス=キリストの母語でもあった。現在でもトルコ・イラン・イラク・シリアなどに話し手がいる。
アラムート‐じょう【アラムート城】
《Alamūt》イラン北西部の都市ガズビーンの近郊にある城塞跡。イスラム教イスマーイール派の一支派、アサシン教団で知られるニザール派の指導者ハサン=サッバーフにより建造。モンゴル帝国の攻撃を受け...
アラル‐かい【アラル海】
《Aral Sea》中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖。かつては世界で4番目に大きな湖として知られたが、1960年代以降、急速に干上がり、面積は10分の1になった。砂漠を灌漑...
アランヤ【Alanya】
トルコ南部の港湾都市。地中海に面する。旧称カロノロス。古代ギリシャ時代に建設された植民都市に起源する。紀元前2世紀に海賊の拠点になり、前1世紀より古代ローマ帝国に支配された。13世紀、セルジュー...