ミトコンドリア‐イブ【mitochondrial eve】
イブの仮説で、現在の人類の母系祖先を遡っていったとき、最初にたどりつく、共通する一人の女性祖先のこと。 [補説]現在の人類はミトコンドリアイブの遺伝子を受け継いではいるが、人類がその女性から始ま...
みと‐じょう【水戸城】
茨城県中央部、水戸市にあった平山城。建久年間(1190〜1198)に馬場資幹(すけもと)が築城したといわれる。天正18年(1590)に佐竹氏の居城となり、関ヶ原の戦いの後は徳川御三家の一つ水戸家...
ミナス‐ダ‐パッサージェン【Minas da Passagem】
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の古都オーロプレトの東部の町、マリアーナにある鉱山跡。1985年まで採掘が行われていた場所で、現在は深さ約120メートルの坑道をトロッコで下り、見学することができる。
みなとがわ‐じん【港川人】
昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて沖縄県具志頭村(現在の八重瀬町)の採石場で発見された数体分の化石人骨。更新世末期の約1万8000〜1万7000年前のものとされる。石器など...
みなみ‐ざ【南座】
京都市東山区にある劇場。元和年間(1615〜1624)に京都で公許された七座の一。四条通の南側にあったことから、南座と称された。現在の建物は昭和4年(1929)に改築されたもの。毎年12月の顔見...
みなみ‐ベトナム【南ベトナム】
第二次大戦後、ベトナム戦争が終結した1975年までベトナム南部を統治した国々。北部のベトナム民主共和国に対し、インドシナ戦争を戦った親仏政権のベトナム国と、同国の後継政権としてベトナム戦争を戦っ...
みぬま【見沼】
さいたま市の区名。市域の北東部を占める。区名の由来となった見沼田圃(たんぼ)は、江戸時代に見沼の干拓によってできた新田地区で、現在も貴重な緑地として残る。
みの【美濃】
旧国名の一。東山道に属し、大半が現在の岐阜県南部。一部が愛知県豊田市。濃州(のうしゅう)。
岐阜県中南部の市。長良川と支流の板取川の流域にあり、古くから美濃紙の産地。人口2.3万(201...
み‐の‐こく【巳の刻】
1 昔の時刻の名。現在の午前10時ごろ。また、その前後の2時間。または、午前10時から正午までの2時間。みのとき。 2 《1日の半ばである午(うま)の刻よりも前であるところから》事物のまだ新しい...
みの‐やき【美濃焼】
美濃国の南東部、現在の岐阜県多治見市を中心に産する陶磁器。桃山時代に志野焼・織部焼・黄瀬戸などが焼造された。多治見焼。