ブルガーコフ【Mikhail Afanas'evich Bulgakov】
[1891〜1940]ソ連の小説家・劇作家。幻想的手法と風刺によって革命後の現実を描き、暗に新政権を批判した。死後に公刊された長編小説「巨匠とマルガリータ」は、20世紀ロシア文学を代表する作品の...
プロジェクト‐メソッド【project method】
20世紀初頭、米国の教育学者キルパトリックが提唱した学習指導の形態。児童・生徒が自ら計画を立て、現実生活の中で問題を解決する実践的活動を重視するもの。構案法。
ヘッドマウント‐ディスプレー【head mounted display】
頭に装着する画像表示装置の総称。ゴーグル型、ヘルメット型、眼鏡型などがある。小型のディスプレーにコンピューターが作り出す映像を表示し、仮想現実や拡張現実を体験させる。両眼で立体視させるものや、ハ...
べっ‐せかい【別世界】
1 地球以外の世界。 2 現実とはかけ離れた環境。別天地。「冬のアルプスは下界とは—だ」 3 全く異なった生活環境や境遇。「結婚まで二人は—で生きてきた」
べっ‐てんち【別天地】
現実とは全くようすの違った場所。俗世間から離れた理想的な世界。別世界。「—を求めて移住する」
ペール‐ギュント【Peer Gynt】
イプセンの詩劇。5幕。1867年刊。夢想家のペール=ギュントが放浪の末に故郷に帰り、恋人の愛によって現実に目覚めるまでを描く。 グリーグ作曲の管弦楽曲。1875年作。の付随音楽として作られ...
ほしの‐ゆきのぶ【星野之宣】
[1954〜 ]漫画家。北海道の生まれ。現実感のある描写でつづられた壮大なスケールのSF作品に定評があるほか、古代史をベースにした伝奇ものも手がける。代表作「宗像教授」シリーズ、「はるかなる朝」...
ほど‐とお・い【程遠い】
[形][文]ほどとほ・し[ク]距離・時間などの隔たりが大きい。「家から—・からぬ所」「現実には—・いプラン」⇔程近い。
ほんかく‐しょうせつ【本格小説】
作者の身辺に題材を取った心境小説や私小説に対して、社会的現実を客観的に描く、作品自体が自立した小説。大正末期に中村武羅夫(なかむらむらお)が提唱。
ぼつ‐りそう【没理想】
理想や主観を捨てて現実を客観的に観察し、描写しようとすること。また、その立場。