しげん‐きん【四弦琴】
弦が4本、棹(さお)の長さが約1メートルの、三味線に似た琴。
しこう‐きん【紙腔琴】
オルゴールの一種。楽譜を刻んである巻き紙を、箱の中央部に並べた笛の簧(した)の上にはめ込み、取っ手を回すと旋律を奏するようにしたもの。明治23年(1890)ごろ、戸田欽堂が発明。
しちげん‐きん【七弦琴/七絃琴】
琴(きん)の俗称。
しょう‐の‐こと【箏の琴】
「箏(そう)」に同じ。
しょうび‐きん【焦尾琴】
《後漢の蔡邕(さいよう)が桐(きり)を焼く音をきいて良材であることを知り、その桐材で尾部の焦げたままの琴の名器を作ったという「後漢書」蔡邕伝の故事から》琴(きん)の異称。
しらぎ‐ごと【新羅琴】
新羅楽の主要楽器として伝来した12弦の箏(そう)。長さ約5尺(約1.5メートル)。今日の朝鮮の伽倻琴(かやきん)。正倉院に奈良時代のものが伝存する。
じめい‐きん【自鳴琴】
オルゴール。
すま‐ごと【須磨琴】
一弦琴(いちげんきん)のこと。9世紀ころ、在原行平(ありわらのゆきひら)が須磨に流されたとき、日々のつれづれを慰めるために作ったという俗説がある。
そう‐の‐こと【箏の琴】
《「こと」は弦楽器の総称》「箏(そう)」に同じ。「—を盤渉調に調べて今めかしくかい弾きたる爪音」〈源・帚木〉
たいしょう‐ごと【大正琴】
大正初期、名古屋の森田伍郎が考案した弦楽器。長さ約60センチ、幅約15センチの木製の胴に金属弦2本を張り、音階を表示した丸い鍵(けん)をつけたもの。左指で鍵を押さえ、右手の義甲で弾く。その後、3...