出典:gooニュース
「マイク切り」問題を反省…浅尾環境相、懇談を4回に拡大 水俣病被害者団体と2日間
前任の伊藤信太郎環境相が参加した昨年の懇談では持ち時間を超えた被害者団体の発言中に環境省職員がマイク音声を複数回にわたり切る対応が問題となった。答弁などによると、この反省を踏まえ懇談の機会を拡大。浅尾環境相は水俣病被害者・支援者連絡会などと1回2時間をめどに懇談した上で2日間にわたりケアハウス、認定患者宅なども訪問するという。
1時間足らずだった環境相懇談会、今年は2日間で4回実施 関係施設5カ所も訪問へ
環境省は24日、浅尾慶一郎環境相が5月1日に熊本県水俣市である水俣病犠牲者慰霊式に合わせ、前日の30日午後と1日の2日間で被害者団体と4回懇談すると明らかにした。関係施設や認定患者宅も訪ねる。 水俣病被害者・支援者連絡会をはじめ、昨年懇談に参加した水俣病患者連合、長島町の水俣病被害者獅子島の会と2時間以上懇談する。
水俣病7団体が環境相宛て共同要求書 熊本訪問前に郵送、懇談までの回答求める
水俣病の患者・被害者団体でなどつくる「水俣病被害者・支援者連絡会」に所属する7団体は14日、浅尾慶一郎環境相宛てに、患者認定制度の見直しなどを求める共同要求書を郵送した。浅尾環境相は来月1日に営まれる水俣病犠牲者慰霊式に合わせ、今月30日から熊本県水俣市を訪問予定。慰霊式前後に実施される団体側との懇談までに文書で回答するよう求めている。
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