かくだゆう‐ぶし【角太夫節】
古浄瑠璃の一派。寛文(1661〜1673)のころ、京都で山本角太夫(のちに土佐掾(とさのじょう))が創始。この派から文弥節(ぶんやぶし)が生まれた。土佐節。
かくめい‐か【革命歌】
革命に参加する人々を鼓舞するための歌。また、革命の過程で生まれてきた歌。
かぐや‐ひめ【かぐや姫】
竹取物語の主人公。竹の中から生まれて、竹取翁(たけとりのおきな)に育てられ、美しく成長する。貴族や帝(みかど)に求婚されるが、すべて退けて、満月の夜に昇天する。
かげうら‐まさる【景浦将】
[1915〜1945]プロ野球選手。愛媛の生まれ。昭和11年(1936)大阪タイガース(阪神の前身)に入団。投打に好成績を収め、巨人のエース沢村栄治の好敵手として活躍した。同20年フィリピンで戦死。
かげ‐の‐ないかく【影の内閣/陰の内閣】
《shadow cabinet》野党が将来の政権担当に備えて組織する政策立案機関。英国の野党幹部会をこう呼んだことから生まれた言葉。シャドーキャビネット。
か‐こ【過去】
1 現在より以前の時。過ぎ去った時。昔。「—を振り返る」 2 好ましくない経歴・前歴。「—を清算する」 3 仏語。三世(さんぜ)の一。この世に生まれる前の世。前世。過去世。 4 文法で、ある時点...
かこげんざいいんがきょう【過去現在因果経】
仏伝を述べた経典。4巻。宋に渡ったインド僧求那跋陀羅(ぐなばつだら)が444〜453年ごろ漢訳。釈迦(しゃか)の自伝の形式で、過去世に善慧仙人として生まれ、普光如来に師事して成仏の予言を受け、そ...
かこ‐さとし【加古里子】
[1926〜2018]絵本作家・児童文学者。福井の生まれ。本名、中島哲(さとし)。朗らかでユーモラスな絵柄の作品で知られる。楽しみながら科学に親しめる絵本や、日本の伝統文化を紹介する絵本なども数...
かこ‐じもの【鹿児じもの】
《「じもの」は接尾語》鹿の子のように。鹿の子は1年に1回、1頭だけ生まれるところから、あとに「ひとり」「ひとり子」などを伴う修飾句として用いられる。「—ただひとりして朝戸出のかなしき吾(あ)が子...
カシミール‐こうか【カシミール効果】
真空中で、ごくわずかな距離で隔てられた二枚の平面金属板に、互いに引き合う力が発生する現象。1948年、オランダの物理学者H=カシミールが提唱。10ナノメートルという、きわめて近距離において、はじ...