まるやま‐でんきせき【丸山電気石】
電気石の一種。超高圧下の変成帯で生成し、ダイヤモンドの微小結晶を含む。名称は、平成26年(2014)にカザフスタン共和国で丸山茂徳が同鉱物を発見したことに由来する。マルヤマアイト。
マーズ‐にゼロにゼロ【MARS2020】
米国NASAの火星探査計画。2020年7月、無人探査車パーシビアランス(「忍耐」の意)が打ち上げられ、2021年2月に火星のジェゼロクレーターに着陸した。探査車にはステレオカメラやロボットアーム...
ミトコンドリア【mitochondria】
《ギリシャ語で、糸と粒の意の合成語》すべての真核生物の細胞質中に存在する、糸状または顆粒(かりゅう)状の細胞小器官。内外二重の膜に包まれ、内部にクリスタとよばれるひだ状突起がある。呼吸およびエネ...
ムーンミルク【moonmilk】
一部の鍾乳洞にみられる、軟質の炭酸塩鉱物の集合体。鍾乳石と同じ成分だが、アイスクリーム程度の軟らかさをもつ。生成の理由は定かではないが、コウモリの糞などを栄養分とするバクテリアが、石灰分の結晶化...
めい‐はんのう【明反応】
光合成のうち、光に依存して進行する過程。葉緑体中で、葉緑素の吸収した光エネルギーを用い、ATP(アデノシン三燐酸(りんさん))の生成、水分子の分解に伴う還元型化合物および酸素の発生が行われる反応...
メイラード‐はんのう【メイラード反応】
アミノ酸・ペプチド・たんぱく質などが、酵素によらずに糖と結合する反応。食品の加熱調理や長期保存をすると、この反応によってメラノイジンという褐色物質を生成するため、褐変反応ともいう。マイヤール反応...
メタ‐しゅせきさん【メタ酒石酸】
酒石酸の一種。酒石酸をセ氏120度に加熱、分解して得られる。ワインの澱(おり)の生成を防止する添加剤として用いられる。分子式C8H8O10
メタン‐きん【メタン菌】
⇒メタン生成菌
メタン‐さいきん【メタン細菌】
代謝によってメタンガスを生成する嫌気性細菌。汚泥や湖沼・河川のほか、哺乳類の消化管などに分布。
メタン‐せいせいきん【メタン生成菌】
水素と二酸化炭素または酢酸・メタノールなどの有機物からメタンを作り出し、エネルギーを獲得する嫌気性の微生物。古細菌の一種。水田・湿地・海底・地下深部などに生息する。メタン菌。メタン生成古細菌。 ...