じゃく‐しつ【弱質】
体質・性質の弱いこと。弱い生まれつき。「我れ生来の—とて」〈一葉・別れ霜〉
じょう‐しょう【上姓】
1 家柄や身分の尊いこと。また、その人。高貴の出身。 2 外国から帰化した人でなく、生来の日本人の姓。
せい‐らい【性来】
「生来(せいらい)1」に同じ。「—の怠け者」
せん‐にゅう【先入】
[名](スル)他より先に入ること。「蓋(けだ)し—の僻見を去り」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 「生来の教育に—して只管(ひたすら)政府に眼を着し」〈福沢・学問のすゝめ〉
天(てん)は人(ひと)の上(うえ)に人(ひと)を造(つく)らず人(ひと)の下(した)に人(ひと)を造(つく)らず
生来、人間は平等であり、貴賤・貧富の差別は初めからあるものではない。 [補説]福沢諭吉「学問のすゝめ」から。
とうきゅう‐じゅつ【淘宮術】
運勢判断の一。天源術から派生したもので、天保5年(1834)横山丸三(よこやままるみつ)の創始。人は生来の気質を修練することによって開運に至ることができるという。淘道。
にく‐がん【肉眼】
1 肉体にそなわっている目。望遠鏡・顕微鏡などを用いない生来の視力。「—では見えない星」 2 ⇒にくげん(肉眼)
にょ‐らい【如来】
《(梵)Tathāgataの訳》真理に到達した人。仏陀をいう。仏の十号の一。「釈迦(しゃか)—」 [補説]如(真理)より生来したもの、と解しての訳。
ひと‐と‐なり【人となり/為人】
生来の性質。人柄。「誠実な—」
らい【来〔來〕】
[音]ライ(呉)(漢) [訓]くる きたる きたす [学習漢字]2年 1 こちらにくる。近づいてくる。「来意・来客・来信・来日(らいにち)・来賓・来訪/遠来・往来・帰来・去来・光来・再来・襲来・...