しょうじょう‐せぜ【生生世世】
《「しょうじょうせせ」とも》生まれ変わり死に変わって経る多くの世。未来永劫(みらいえいごう)。「—国主大名などに再びとは生まれまじきぞ」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
しょうじょうるてん【生々流転】
岡本かの子の長編小説。著者没後に発見された遺稿で、昭和14年(1939)「文学界」誌に発表。乞食だった父をもつ女性の波乱に満ちた人生を描く。
しょうじょう‐るてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。 [補説]書名別項。→生々流転
せいせい‐るてん【生生流転】
⇒しょうじょうるてん(生生流転)
せい‐せい【生生】
[名](スル) 物が生まれ育つこと。しょうじょう。 [ト・タル][文][形動タリ]いきいきして活気があるさま。「—たる色と形とを具えた草木」〈西田・善の研究〉
せいせい‐かいく【生生化育】
自然が万物を生み育て、宇宙をつくりあげていること。
せいせい‐はってん【生生発展】
[名](スル)絶えず活動しながら発展すること。
なま‐なま【生生】
[副](スル)非常に新しいさま。いかにも生々しいさま。「青い葉が—して一めんに散っているのである」〈堀辰雄・巣立ち〉 [形動ナリ] 1 本気でしないさま。しぶしぶ。「其の御琴を取り依(よ)せ...
なまなま‐し・い【生生しい】
[形][文]なまなま・し[シク] 1 今できたばかりのようである。真新しい感じがする。「—・い傷あと」「—・い事件の現場」 2 目の前に見ているような感じである。「記憶に—・い」「—・い体験談」...