しょう‐ね【性根】
1 その人の根本の心構え。心の持ち方。根性(こんじょう)。こころね。「—を据えてかかる」「—の腐ったやつ」「—を入れかえる」 2 確かな心。正気。「暫し—も付かざりしが」〈浄・松風村雨〉 3 物...
しょ‐しん【初心】
[名・形動] 1 最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。「—を貫く」「—に返る」 2 物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。「はがきに二句か三句認めあるは…—なる人の必ずする事なり...
しる‐こ【汁粉】
小豆あんを汁状にし砂糖を加えて煮たものに焼き餅(もち)や白玉団子などを入れた食物。御膳(ごぜん)汁粉・田舎汁粉など。汁粉餅。
しろ‐うと【素人】
《「しろひと(白人)」の音変化》 1 その事に経験が浅く、未熟な人。その道で必要な技能や知識をもっていない人。また、その事を職業・専門としていない人。「—とは思えぬみごとな芸」「—考え」⇔玄人(...
しんござえもん【新五左衛門】
江戸時代、遊里で、やぼな田舎武士をばかにしていう語。浅黄裏(あさぎうら)。新五左。「大門といふ額(がく)は四郎右衛門がひたいの事と心得る—殿」〈洒・爰かしこ〉
しん‐ぞ【新造】
「しんぞう(新造)」の音変化。→御新造(ごしんぞ)「馴染(なじみ)でない—が来て」〈花袋・田舎教師〉
ジー‐エム‐エス【GMS】
《general merchandise store》 1 米国で、日用品を幅広く取り扱う、田舎町の雑貨店。また、大衆品や実用品を幅広く扱う大規模な総合小売店をいう。 2 日本で、総合スーパーのこと。
すっぱ【素っ破/透っ波】
1 戦国時代、武家が野武士や野盗であった者を取りたてて使った間者。乱波(らっぱ)。忍びの者。 2 ぬすっと。すり。かたり。「それがしは京田舎走りまはって、かくれもなき—ぢゃ」〈虎清狂・禁野〉 3...
せいとう‐やじん【斉東野人】
《「孟子」万章上から。斉国の東辺の田舎者の意》ものの道理を知らない田舎者。人を軽蔑していう語。
せ‐なあ【兄なあ】
《「せ(兄)な」の音変化》 1 田舎の若い男性。「女(あま)っ子—が屈竟の出合場処として」〈魯庵・社会百面相〉 2 兄。また、長兄。「小梅の—が柴の戸をたづねて」〈人・梅児誉美・三〉