かいはつきょうりょく‐たいこう【開発協力大綱】
日本が開発途上国に対して行う開発支援の理念や重点政策、実施のあり方について定めた文書。それまでのODA大綱を改定、名称を変更したもので、平成27年(2015)に閣議決定された。重点課題として、(...
かいはつ‐どくさい【開発独裁】
経済発展の途上にある国の政府が、国民の民主的な政治参加を抑制しつつ、急速な発展と近代化を目指す体制。福祉や自由の尊重などの政策は後回しにして、工業・資源開発・土木・軍事部門に経済資源を優先的に配...
かい‐はなし【飼(い)放し】
1 家畜などを放し飼いにすること。 2 大坂新町の遊里で、正月2日に遊女たちに自由に郭外に出るのを許したこと。
かい‐びゃく【開闢】
[名](スル) 1 《古くは「かいひゃく」とも》天と地が初めてできた時。世界の始まりの時。「—以来の出来事」 2 信仰の地としての山を開き、あるいは初めて寺院などをつくること。また、その人。開山...
かい‐ほう【解放】
[名](スル)束縛(そくばく)されたり、制限されたりしているものを、ときはなして自由にすること。「貧困から—される」「—感」 [補説]書名別項。→解放
かい‐ほう【開放】
[名](スル) 1 門や戸などをあけはなすこと。あけたままにしておくこと。「—禁止」 2 制限をなくして、自由に出入りさせること。「門戸を—する」「市場—」 3 「開放絞り」の略。「—で撮ると背...
かいほう‐けいざい【開放経済】
外国との商品取引や資本取引が自由に行える経済体制。⇔閉鎖経済。
かいもくしょう【開目鈔】
鎌倉時代の仏教書。2巻。日蓮著。文永9年(1272)成立。佐渡の配所での述作。受難の理由を深く考察したところから出発し、法華(ほっけ)精神の解明をしたもの。
かい‐よう【懐孕】
子をはらむこと。懐妊。懐胎。「甚平妻—の由」〈鴎外・霞亭生涯の末一年〉
かいよう‐じゆう【海洋自由】
海洋全般にわたって、いずれの国の船舶も自由に航行できるとする説。17世紀初頭オランダのグロティウスが主張。領海を除いた公海の自由を認める考え方として定着している。