しゅんしょくうめごよみ【春色梅児誉美】
人情本。4編12冊。為永春水作。天保3〜4年(1832〜1833)刊。美男子丹次郎と、二人の深川芸者米八、仇吉との恋を描く。人情本の代表作。
しょう‐し【小子】
[名] 1 子供。 2 律令制で、4歳以上16歳以下の男子の称。
[代] 1 一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。小生。「—近頃閑暇の折柄」〈逍遥・当世書生気質〉 2 二人称の人代名...
しょう‐てい【少丁】
太宝令制で、17歳以上20歳以下の男子。正丁(せいてい)の4分の1の税を負担した。養老令では中男(ちゅうなん)という。しょうちょう。
しょう‐どう【小童/少童】
1 年少の男子。 2 子供の召使い。使い走りの少年。「嘗て自ら棉磨の工場に在りて—たりしとき」〈中村訳・西国立志編〉
しょう‐ねん【少年】
1 年が若い人。特に、年少の男子。ふつう、7、8歳くらいから15、16歳くらいまでをいう。「—の心」「—時代」 2 少年法などでは満20歳に満たない者。児童福祉法では小学校就学から満18歳に達す...
しょうねん‐ひこうへい【少年飛行兵】
旧日本陸軍において、航空機の操縦・整備や通信に従事する下士官となるため、志願して軍学校に入り、専門教育を受けた14〜19歳の男子。陸軍少年飛行兵。少飛。 [補説]海軍飛行予科練習生と合わせて少年...
シルク‐ハット【silk hat】
男子の礼装用帽子。頂が平らな円筒形の帽子で、両端がやや反り上がった狭い縁がつく。絹仕上げでつやがあり、黒色が正式。トップハット。
しろべえ【四郎兵衛】
《総名主三浦屋四郎左衛門が遊郭内の取り締まりのため、会所を大門口に設けて、雇い人の四郎兵衛を常勤させたところから》江戸吉原大門の番所に詰めている見張り役。四人ずつ一日三交替で見張った。大門四郎兵...
しん‐じ【信士】
仏語。 1 仏法に帰依して受戒した在家の男子。優婆塞(うばそく)。清信士。 2 男子の戒名の下に付ける称号の一。→信女(しんにょ)
しんでし‐けんさ【新弟子検査】
大相撲の力士志望者に対して日本相撲協会が行う検査。第一検査と第二検査がある。新弟子採用検査。 [補説]第一検査は、本場所ごとに初日の数日前に行われる。受検できるのは義務教育を修了した23歳未満の...