かど‐ばん【角番】
1 囲碁・将棋で、五番・七番など続けて対局した結果で勝敗を決める場合、この勝負で勝敗が決まるという一番。「—に立つ」 2 相撲で、勝ち越さなければ番付が下がるという局面。「—大関」
カドミウム【cadmium】
亜鉛族元素の一。単体は青みを帯びた銀白色の軟らかい金属。亜鉛鉱物中に少量含まれて産出。塩(えん)および蒸気は有毒。易融合金・めっきに用い、また中性子をよく吸収するので原子炉の制御材に利用。元素記...
かど‐もり【門守】
門番。「厳かなる装したる—立てり」〈鴎外訳・即興詩人〉
かな‐どう【金胴/鉄胴】
鎧(よろい)の胴の一。鉄板を蝶番(ちょうつがい)で合わせた胴。鉄板の表面を布帛(ふはく)で包んだ錦(にしき)包みや緞子(どんす)包みがあり、鎧の下に着用した。
かなわ【鉄輪】
謡曲。四番目物。夫に捨てられた女が貴船(きぶね)神社へ丑(うし)の刻参りをして恨みを晴らそうとするが、安倍晴明(あべのせいめい)に祈り伏せられる。
かねたか‐かおる【兼高かおる】
[1928〜2019]旅行家・旅行ジャーナリスト。本名、ローズ。昭和33年(1958)飛行機の乗り継ぎにより、当時の世界最短記録となる73時間9分35秒で世界一周を達成。その後は海外紀行番組のナ...
かね‐つき【鐘撞き】
釣鐘をつくこと。また、寺院で釣鐘の番をし、つき鳴らす人。
かねひら【兼平】
謡曲。二番目物。世阿弥作。木曽の僧が近江(おうみ)の粟津(あわず)に来ると、今井兼平の霊が現れ、主君、木曽義仲の最期などを語る。
か‐の‐え【庚】
《「金(かね)の兄(え)」の意》十干の7番目。こう。
かのえ‐さる【庚申】
干支(えと)の57番目。こうしん。