くたば・る
[動ラ五(四)] 1 非常に疲れる。衰弱する。へたばる。「働きすぎて—・る」 2 「死ぬ」をののしっていう語。「あいつもついに—・ったか」
鍬(くわ)を抜(ぬ)か・す
1 気抜けがする。茫然(ぼうぜん)とする。「広々たる千里が竹に迷ひ入る。和藤内ほうど—・し」〈浄・国性爺〉 2 足が抜けるほど疲れる。「おれも—・した。ここでしばらく休まう」〈浄・生玉心中〉
けん‐ぱい【倦憊】
[名](スル)物事にあきて疲れること。「西山塾の空気は決して僕等を昏睡に導かず、卑屈に陥れず、—させず」〈蘆花・思出の記〉
けん‐ろう【倦労】
[名](スル)物事にあきて疲れること。疲れていやになること。「毫も人をして—せしめず」〈村田文夫・西洋聞見録〉
こう・ずる【困ずる】
[動サ変][文]こう・ず[サ変] 1 こまる。困惑する。こうじる。「ほとほと教誡の方法(てだて)に—・じつ」〈逍遥・小説神髄〉 2 ひどく疲れる。困憊(こんぱい)する。「—・じてうちねぶれば」〈...
こん‐たい【困殆】
苦しみ疲れること。
こん‐ぺい【困弊】
[名](スル)民衆などが、苦しみ疲れること。「貧窮に—しはてる」
心(しん)が疲(つか)・れる
からだの奥深くに疲れがくる。特に、神経の疲れるようすをいう。「—・れる仕事」
しん‐しん【心身/神身】
《古くは「しんじん」とも》こころと、からだ。精神と身体。「—を鍛える」「—ともに疲れる」
じん‐すい【尽瘁】
[名](スル)《「瘁」は病み疲れる意》自分の労苦を顧みることなく、全力を尽くすこと。「国政に—する」