じょう‐しゅう【常習】
[名](スル)ふだん習慣的にしていること。また、癖のようになっている行い。現代では多く、好ましくない事にいう。「無断欠勤の—者」「覚醒剤を—している」
じょうしゅう‐はん【常習犯】
1 一定の犯罪を反復して行う習癖のある者が犯す罪。また、その人。常習賭博(とばく)・常習強窃盗・常習暴行傷害などは、刑の加重が定められている。慣行犯。 2 好ましくないことをいつも繰り返す者。「...
スタイロメトリー【stylometry】
文章の癖や特徴から、その書き手を推定または特定をすること。また、それに関する学問分野。特定の単語の使用率、句読点や一文の長さなどを統計学的に分析する。計量文体学。→計量文献学
酢(す)でも蒟蒻(こんにゃく)でも
どうにもこうにも手に負えないことのたとえ。煮ても焼いても。「新造の癖に—いけた奴ぢゃない」〈伎・飛馬始〉
スペンダホリック【spendaholic】
強迫観念による浪費癖者。浪費依存症患者。
ず‐なし【図無し】
[名・形動]途方もないこと。際限のないこと。また、そのような物・人や、そのさま。「父は足袋も—をはいたほどの骨格で」〈藤村・春〉 「いったん泣きだしたとなれば…—にぐすりぐすり泣いている癖で」〈...
せい‐かい【清介】
[名・形動]《「清廉狷介(せいれんけんかい)」の略》心がきれいすぎて世間と相いれないこと。潔癖すぎて度量の狭いこと。また、そのさま。「—な人」
せけんむすこかたぎ【世間子息気質】
浮世草子。5巻。江島其磧(えじまきせき)作。正徳5年(1715)刊。町人の息子の性癖や行動などを類型的に描いた15話からなる。気質物(かたぎもの)の最初の作品。
ぜつ‐へき【舌癖】
舌を常に歯に押し付けているなど、舌に関連する癖。指しゃぶり、鼻の病気による口呼吸などが原因で起こると考えられている。この癖により歯並びが悪くなったり発音に影響が出たりする。弄舌(ろうぜつ)癖。
そく‐ばく【束縛】
[名](スル) 1 まとめてしばること。しばり捕らえること。「一たび癖習を成せば、鉄鎖を以て—するよりも強し」〈中村訳・西国立志編〉 2 制限を加えて行動の自由を奪うこと。「自由を—する」