ふちゅう【府中】
東京都中部の市。もと武蔵国府の地で、甲州街道の宿場町として発展。多磨霊園・東京競馬場や大国魂(おおくにたま)神社がある。人口25.5万(2010)。 [補説]広島県にも府中市があり、同名の市はこ...
フツ‐ぞく【フツ族】
アフリカのルワンダおよびブルンジに住む農耕民族。両国の人口の8〜9割を占める。少数民族ツチ族とは長年抗争状態にあり、1994年にはフツ族が80〜100万人のツチ族を虐殺する事態にまで発展した。→...
ふてんま【普天間】
沖縄県宜野湾市北東部の地名。琉球古神道の神と熊野権現を合祀した普天間宮(琉球八社の一つ)の門前町として琉球国の時代から栄えた。明治初期に郡役所が置かれ、戦後は宜野湾市の中心地として発展。第二次大...
フネドアラ【Hunedoara】
ルーマニア中西部の都市。西カルパチア山脈東麓に位置する。ローマ帝国時代に要塞が置かれ、中世に交易・軍事の要地となった。周辺で鉄鉱石と石炭を産し、製鉄業の中心地として発展。15世紀建造のコルビン城...
フフイ【Jujuy】
アルゼンチン北西端の都市。フフイ州の州都。正式名称はサンサルバドル‐デ‐フフイ。16〜17世紀に建設され、鉱産物の集散地として発展。世界遺産に登録されたウマワカ渓谷への観光拠点になっている。
フュッセン【Füssen】
ドイツ南部、バイエルン州の都市。アルプスの北麓、レッヒ川沿いに位置し、中世には交易の要衝として発展。近郊にある二つの城、ノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュバンガウ城が広く知られている。ロマン...
フュール‐ジッヒ【(ドイツ)für sich】
対自。向自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第二段階を示す用語。内在する矛盾・対立によって自己と他者に分裂し、この他者との対立において自己を自覚する段階。→アンジッヒ →アン‐ウント‐フュ...
フライ‐ベントス【Fray Bentos】
ウルグアイ西部の都市。リオネグロ州の州都。アルゼンチンとの国境をなすウルグアイ川に面し、河港をもつ。19世紀半ばにヨーロッパ向けの食肉加工工場が建設されて発展。ドイツの化学者リービッヒの技術を導...
フランス‐かくめい【フランス革命】
1789年に始まるフランスの市民革命。絶対制末期の失政に抗議するブルジョアや一部貴族に一般民衆が加わって起こされた。バスチーユ牢獄(ろうごく)襲撃に始まり、封建的特権の廃棄、人権宣言へと発展した...
フラールディンゲン【Vlaardingen】
オランダ南西部、ゾイトホラント州の都市。ロッテルダムの西約10キロメートルに位置し、同一都市圏を構成する。新マース川に面する河港をもち、造船業と水産加工業が発展した。11世紀から12世紀にかけて...