ごぼう‐の‐けいじ【五榜の掲示】
慶応4年(1868)、五箇条の御誓文発布の翌日に明治政府が民衆に対して出した5枚の高札。五倫の道の勧め、徒党・強訴・逃散やキリシタンの禁止など、旧幕府の民衆政策とかわらない内容であった。
さんぜいっしん‐の‐ほう【三世一身の法】
養老7年(723)、開墾奨励のために出された法。用水路を開いて開墾した者には本人から3代、既設の用水を利用して開墾した者には本人1代に限ってその土地の私有を許したもの。天平15年(743)に発布...
さん‐よ【参与】
[名](スル) 1 事業・計画などにかかわること。また、その相談を受けること。「開発計画に—する」「人民が自家の権利を自覚して自ら国政に—しようというので」〈魯庵・社会百面相〉 2 学識経験者を...
しゅちょう‐れい【首長令】
イギリス国王をイギリス国教会の唯一最高の首長と定めた法律。1534年、ヘンリー8世が議会の協賛を得て発布。イギリス国教会のローマ教会からの分離を明確にした。国王至上法。
しょう‐がっこう【小学校】
義務教育の第一段階で、初等普通教育を施す学校。修業年限は6年。学齢に達した満6歳から満12歳までの児童の就学が、学校教育法によって義務づけられている。 [補説]小学校の名称は、明治5年(1872...
しょうるいあわれみ‐の‐れい【生類憐みの令】
江戸中期、5代将軍徳川綱吉が発布した殺生禁断の令。貞享2年(1685)以後しばしば発令。特に犬を大切にし、犯す者は厳罰に処した。綱吉の死後、廃止。
しょし‐はっと【諸士法度】
江戸幕府が旗本・御家人の統制のために定めた法令。寛永9年(1632)に発布され、同12年に整備された。旗本法度。
しんすいきゅうよ‐れい【薪水給与令】
天保13年(1842)に発布された江戸幕府の法令。モリソン号事件や、アヘン戦争の清国敗戦により、それまでの異国船打払令を緩和して、来航した外国船に薪水・食料を与えて退去させることにしたもの。
シンタグマ‐ひろば【シンタグマ広場】
《Plateia Syntagmatos/Πλατεία Συντάγματος》ギリシャの首都アテネの中心部にある広場。「シンタグマ」はギリシャ語で「憲法」を意味し、1843年に憲法が発布され...
しんぶんし‐じょうれい【新聞紙条例】
明治政府による新聞取り締まり法。明治8年(1875)発布。民選議院設立の建白を契機とする新聞の政府攻撃に対し、政府への批判を禁止したもの。改正・強化を経て同42年に新聞紙法となった。