ふかばつてき‐じごこうい【不可罰的事後行為】
状態犯の継続中に発生した、当初の犯罪の一部とみなされ、別罪を構成しない行為。例えば、窃取した大量のパチンコ玉を後に景品に替える行為など。
ふきよせ‐こうか【吹(き)寄せ効果】
沖から沿岸に向かって強い風が吹くことにより、海水が海岸に吹き寄せられて水位が上昇すること。海面の上昇は風速の2乗に比例し、風速が2倍になると水位は4倍になる。遠浅の海岸やV字型の湾奥などで特に水...
ふくい‐じしん【福井地震】
昭和23年(1948)6月28日、福井平野に発生したマグニチュード7.1の地震。直下型地震で、被害は福井平野とその周辺に限られた。死者3769人。家屋全壊3万6184戸。
ふくごう‐さいがい【複合災害】
複数の現象がほぼ同時または時間を置いて発生することによって起こる災害。また、海面上昇・台風・集中豪雨といった気候の変動に、地震・津波・地盤沈下などの現象が重なって起こる災害をいう。
ふく‐さ【覆砂】
海底や湖底を砂で覆うこと。主にヘドロが発生した浅場の底質改善のために行われる。
ふくし‐ひなんじょ【福祉避難所】
災害発生時に高齢者・障害者・妊産婦など特別な配慮を必要とする人(要配慮者)を受け入れる避難所。
ふくしま‐だいいちげんしりょくはつでんしょ【福島第一原子力発電所】
福島県の海岸部、大熊町・双葉町にまたがって立地する、東京電力の原子力発電所。昭和46年(1971)に運転開始した1号機をはじめ6基の原子炉がある。すべて沸騰水型。平成23年(2011)の東日本大...
ふくしまだいいちげんしりょくはつでんしょ‐じこ【福島第一原子力発電所事故】
福島第一原子力発電所で平成23年(2011)3月11日に発生した原子力事故。同日発生した東北地方太平洋沖地震により外部からの電源供給が停止。約1時間後に到達した津波により非常用予備発電装置も使用...
ふくしま‐だいにげんしりょくはつでんしょ【福島第二原子力発電所】
福島県の海岸部、双葉郡富岡町と楢葉(ならは)町にまたがって立地する、東京電力の原子力発電所。昭和57年(1982)運転開始の1号機をはじめ四つの炉があり、すべて沸騰水型。平成23年(2011)、...
ふくしま‐フィフティー【福島フィフティー】
平成23年(2011)3月の東日本大震災に伴う福島第一原発事故で、発生直後の数日間に複数の原子炉建屋で水素爆発が連続して起き、放射性物質が飛散した状況の中で、退避せず現場に残って復旧作業にあたっ...