しら‐がなもの【白金物】
「しろがなもの」に同じ。
しろ‐がなもの【白金物】
甲冑(かっちゅう)などにつける、銀製または銀めっき製の金具。
はっ‐きん【白金】
白金族元素の一。単体は銀白色の金属。展延性に富み、高温で熱しても変化せず、王水以外の酸には溶けない。水酸化アルカリと熱すると侵される。酸化・還元の触媒やるつぼ・電極・理化学用器械・装飾品などに用...
はっきん‐イリジウム【白金イリジウム】
白金とイリジウムとの合金。硬く、膨張率が低く、化学薬品にもおかされない。度量衡原器や万年筆のペン先などに使用。
はっきん‐かいめん【白金海綿】
黒色の海綿状の白金。ヘキサクロロ白金酸アンモニウムを強く熱して得られる、強力な酸化・還元の触媒。
はっきん‐こく【白金黒】
黒色の粉末状の白金。塩化白金などの水溶液をホルマリンなどで還元して得られる、強力な酸化・還元の触媒。
はっきんコバルト‐おんどけい【白金コバルト温度計】
白金に微量のコバルトを加えた抵抗線を用いた温度計。温度が上がると、抵抗線の電気抵抗が一定の割合で増加する性質を利用した抵抗温度計の一。測定範囲は1ケルビンから300ケルビン程度。超伝導をはじめと...
はっきん‐しょくばい【白金触媒】
⇒プラチナ触媒
はっきん‐じ【白金耳】
白金製の針金に柄を付けたもの。先端は直径3ミリメートル程度のループ状になっており、微生物などを含む液体を寒天培地に塗布する場合に用いられる。白金製のほか、廉価なニクロム製のものがあり、いずれも火...
はっきん‐せきめん【白金石綿】
白金海綿を沈着させた石綿。水素と酸素とを反応させる触媒に使用。