あき‐ぐみ【秋茱萸】
グミ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は銀白色の鱗片(りんぺん)で覆われる。初夏に黄色の花をつける。実は秋に赤く熟し、食用。《季 秋》
あき‐しろ【明き白/空き代】
文字などを書いた紙の、上下左右の余白。
あき‐の‐しも【秋の霜】
1 晩秋に降りる霜。《季 秋》「生涯に一度の旅程—/蛇笏」 2 白髪のたとえ。「数ふれば四十あまりの—身のふり行かむ果てを知らばや」〈後拾遺・雑秋〉 3 《「秋霜(しゅうそう)」を訓読みにした語...
アキメネス【(ラテン)Achimenes】
イワタバコ科アキメネス属の多年草の総称。中南米の原産で、園芸品種が多い。高さ20〜30センチ。夏、赤・紫・青・白色などの花が咲く。はなぎりそう。
あき‐らか【明らか】
[形動][文][ナリ] 1 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。「水の中に—な光線がさし透って」〈花袋・田舎教師〉 「夜深き月の—にさし出でて」〈源・椎本〉 2 はっきり...
あきら‐け・し【明らけし】
[形ク] 1 明白である。はっきりしている。「すでに天のうけざるところ—・し」〈保元・上〉 2 汚れや濁りがなく、清らかである。「—・き名に負ふ伴(とも)の緒心努めよ」〈万・四四六六〉 3 賢明...
アギア‐マリナ【Agia Marina/Αγία Μαρίνα】
ギリシャ南部、サロニコス湾に浮かぶエギナ島の東部にある海岸保養地。約500メートルの白い砂浜が広がり、夏期には観光客が数多く訪れる。
あぎ‐なし【顎無】
オモダカ科の多年草。沼地に生え、高さ30〜80センチ。夏から秋に白い3弁花を開く。葉の付け根に無数の小さなむかごができる。
あく【灰汁】
1 植物を焼いた灰を水に浸して得る上澄み液。アルカリ性を示し、古来、洗剤・漂白剤として、また染色などに用いる。 2 山菜や野草などに含まれる、渋み・えぐみなどのもとになる成分。「ウドの—を抜く」...
アクアチント【aquatint】
腐食銅版の技法の一。銅板の表面に松脂(まつやに)の粉末などを塗って多孔(たこう)質の地を作り、白くしたい部分に防食剤を塗って腐食液に浸すもの。防食剤を塗る時間をずらすことによって、面の微妙な濃淡...