新(あら)たなる月(つき)
《白居易の詩句「三五夜中新月色」の「新月」の訓読から》鮮やかな光を放つ月。特に、中秋の名月。「今宵(こよひ)の—の色には、げになほ我が世のほかまでこそ、よろづ思ひ流さるれ」〈源・鈴虫〉
新(あら)たに沐(もく)する者(もの)は必(かなら)ず冠(かんむり)を弾(はじ)く
《「楚辞」漁父から》髪を洗ったばかりの人は、ちりを払ってから冠をかぶるという意から、潔白な人ほど汚れたものを避けることをいう。
アラビアゴム‐の‐き【アラビアゴムの木】
マメ科アカシア属の常緑高木。樹皮はすべすべして灰白色。葉は羽状複葉。花は淡黄色または白色で芳香がある。熱帯アフリカに産し、日本には大正の初めに渡来。樹液からアラビアゴムをとる。
アラモアナビーチ‐パーク【Ala Moana Beach Park】
米国ハワイ州、オアフ島南東部の都市ホノルルにある公園。ワイキキの西に位置し、約1キロメートルにわたって白い砂浜が続く。テニスコートなど各種運動施設が集まり、内陸側には大型商業施設アラモアナセンタ...
あられ【霰】
1 雲の中で雪に微小な水滴が凍りつき、白色の小さい粒となって降ってくるもの。雪霰(ゆきあられ)と氷霰(こおりあられ)とがある。気象用語では直径5ミリ未満が霰、5ミリ以上が雹(ひょう)。《季 冬》...
あられ‐いし【霰石】
炭酸カルシウムからなる鉱物。成分は方解石と同じであるが、結晶構造が異なる。多く柱状・塊状・豆粒状で、白色。斜方晶系。アラゴナイト。
あらわ【露/顕】
[形動][文][ナリ] 1 むき出しであるさま。はっきりと見えるさま。「肌も—な服」 2 物事が公になるさま。表面化するさま。「矛盾が—になる」「内情が—になる」 3 気持ちなどを、隠さずに公然...
ありあけ‐はま【有明浜】
香川県西部、観音寺(かんおんじ)市にある砂浜。燧灘(ひうちなだ)に臨み、南北2キロメートルにわたり白砂青松の続く景勝地。周囲345メートルにおよぶ砂文字「寛永通宝」の銭形は有名。瀬戸内海国立公園...
アリカンテ【Alicante】
スペイン南東部、バレンシア州、地中海に面する港湾都市。物流の要地で工業も盛ん。EU(欧州連合)知的財産庁(EUIPO)本部が所在。白い砂浜が続くコスタブランカの中心的な海浜保養地として知られる。...
あり・く【在り来】
[動カ変]年月を経て現在に至る。その状態で経過してきている。「白妙に雪は降り置きて古(いにしへ)ゆ—・きにければ」〈万・四〇〇三〉