うさ・る【失さる】
[動ラ四]なくなる。消えうせる。「まだ御不憫(ふびん)が—・らずして」〈浄・袂の白絞〉
うしお‐に【潮煮】
タイなどの白身の魚のぶつ切りを塩味のみで煮込んだ煮物。
うし‐ころし【牛殺し】
1 バラ科の落葉小高木。山野に生え、葉は倒卵形で縁に細かいぎざぎざがある。春、白い小花を群生し、実は楕円形で熟すと赤い。材は強靭(きょうじん)で、牛の鼻木や鎌の柄に用いた。牛の鼻木。鎌柄(かまつ...
うしつ‐がわ【牛津川】
佐賀県中央部を流れる川。筑紫(つくし)山地西部に位置する八幡(はちまん)岳(標高764メートル)南斜面に源を発してほぼ東流し、杵島(きしま)郡白石(しろいし)町福富(ふくどみ)の干拓地域で有明海...
うしのけ‐ぐさ【牛の毛草】
イネ科の多年草。山地に生え、高さ30〜50センチ。葉は細く、淡緑色または白緑色で堅い。夏、白緑色または紫緑色の穂を出す。
うし‐の‐しっぺい【牛の竹篦】
イネ科の多年草。湿地に生え、高さ50〜70センチ。葉は白緑色で細長く、夏から秋、紅紫色の細い円柱状の穂を出す。
うしのとき‐まいり【丑の時参り】
丑の時(今の午前2時ごろ)に、神社に参り、境内の樹木に憎い人物に擬したわら人形を釘で打ちつけ、相手の死を祈る呪(のろ)い事。白衣で、頭上の鉄輪(かなわ)にろうそくをともし、胸には鏡を下げ、顔やか...
うし‐はこべ【牛繁縷】
《「牛」は大きい意》ナデシコ科の越年草・多年草。田野や道端に生え、高さ約50センチ。茎は赤みを帯びる。葉は卵形で先がとがり、対生。初夏、白い5弁花をつける。《季 春》
うし‐まつり【牛祭】
陰暦9月12日(現在は10月12日)の夜に京都市右京区太秦(うずまさ)の広隆寺で行われる祭り。摩多羅神(またらじん)の役は白紙の仮面をかぶり、異様な服装をし、牛に乗って寺内を一巡し、国家安穏・五...
羽觴(うしょう)を飛(と)ば・す
《李白「春夜宴桃李園序」から》盛んに酒杯のやり取りをする。