わたしのへやめざましどけいのあるせいぶつ【私の部屋、目覚まし時計のある静物】
《(フランス)Mon intérieur à Paris, Nature morte au réveil-matin》洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。1921年のサロンドートンヌに出品された出世作...
わた‐すげ【綿菅】
カヤツリグサ科の多年草。山間の湿原に群生し、高さ約40センチ。葉は線形。茎は三角柱。5、6月ごろ、茎の先に灰黒色の卵形の花穂をつける。花後、糸状の花被片が伸びて白い毛玉状となる。まゆはきぐさ。す...
わた‐つ‐み【海神】
《「つ」は「の」の意の格助詞。「わだつみ」「わたづみ」とも》 1 海を支配する神。海神。わたがみ。わたのかみ。「—の持てる白玉見まく欲り千度そ告(の)りし潜(かづ)きする海人(あま)は」〈万・一...
わた‐の‐そこ【海の底】
海の底。海底。「—沈(しづ)く白玉風吹きて海は荒るとも取らずは止まじ」〈万・一三一七〉 [枕]海の極まるところの意から、「沖(おき)」にかかる。「—沖つ玉藻の」〈万・一二九〇〉
わたふき‐かいがらむし【綿吹貝殻虫】
半翅(はんし)目ワタフキカイガラムシ科の昆虫。雌は無翅で、約5ミリの楕円形をし、背面が黄白色の蝋(ろう)物質で厚く覆われる。多くの樹木に寄生し、特にミカン類の害虫。オーストラリアの原産で、日本に...
ワタム【Watamu】
ケニア南部、インド洋に面する村。マリンディの南約20キロメートルの半島に位置する。半島の南北には白い砂浜の海岸が広がり、観光保養地として知られる。沖合のサンゴ礁を中心に海洋保護区が指定されている。
わた‐むし【綿虫】
半翅(はんし)目ワタアブラムシ科の昆虫のうち、翅(はね)があり、白色の蝋(ろう)物質を分泌するものの総称。体は小さく、綿くずが飛んでいるように見える。リンゴワタムシ・ヌルデノミミフシなど。ゆきむ...
わだ‐そう【和田草】
ナデシコ科の多年草。山地の草原に生え、高さ8〜16センチ。葉はへら形で対生し、茎の上部では十字状に並ぶ。4月ごろ、白い5弁花を1個開く。名は、長野県の和田峠に多いことによる。よつばはこべ。
わだん
キク科の越年草。関東・東海地方の海岸に自生。高さ約30センチ。切ると白い乳液が出る。葉は楕円形で密に互生。秋、黄色い頭状花が密生して咲く。名は「わた(海)のな(菜)」の音変化ともいう。
わちがい‐そう【輪違草】
ナデシコ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約10センチ。葉は楕円形で、対生。5月ごろ、白色の5弁花が咲く。