こくへい‐しゃ【国幣社】
官幣社に次ぐ社格の神社。古くは国司から幣帛(へいはく)を奉り、明治以降は祈年祭・新嘗祭(にいなめさい)には皇室から、例祭には国庫から幣帛が奉られた。大社・中社・小社の別があり、主に国土経営に功績...
こくみん‐こうえん【国民公園】
旧皇室苑地のうち、国が直接管理し、一般国民に開放されている公園。皇居外苑・新宿御苑・京都御苑がこれにあたる。 [補説]千鳥ヶ淵戦没者墓苑とともに、環境省が公共用財産として維持管理している。
こ‐しろ【子代】
大化の改新以前の皇室の私有民。天皇が皇子のために設置したものといわれるが、実体は未詳。→名代(なしろ)
こっか‐しんとう【国家神道】
明治新政府が、神社神道と皇室神道を結びつけてつくり出した神道。宗教としての神道を国家本位の立場に立って利用したもので、神道を国民精神のよりどころとし、行政的措置によって保護・監督を国家が行い、国...
ごしょ‐にんぎょう【御所人形】
江戸時代、享保(1716〜1736)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな頭部とふくよかなからだつきに気品がある。主として裸体で着せ替えができる。皇室や公...
ご‐もつ【御物】
《「ごぶつ」「ごもち」とも》 1 人を敬って、その所有する物をいう語。特に、皇室や貴人の所蔵品を敬っていう。ぎょぶつ。 2 武家や寺家で、主人のそばに仕えて主人の寵(ちょう)を得た小姓。
ごよう‐てい【御用邸】
皇室の別邸。避暑・避寒のために利用される。 [補説]現在ある御用邸は3か所。葉山御用邸(神奈川県葉山町)は明治27年(1894)、那須御用邸(栃木県那須町)は大正15年(1926)、須崎御用邸(...
ご‐りょう【御領】
1 幕府や諸大名などが所有した領地のこと。 2 皇室所有の土地。御料地。
ごりょう‐しゃ【御料車】
皇室の使用する乗用車。
ごりょう‐しょ【御料所】
1 皇室の所有地。禁裏御領。 2 室町幕府や諸大名の直轄領。御領。天領。