へ・ぐ【剝ぐ/折ぐ】
[動ガ五(四)] 1 薄く削りとる。また、はがす。はぐ。「皮を—・ぐ」「床板を—・ぐ」 2 少し減らす。へずる。「知行ヲ—・グ」〈日葡〉 3 すばやく盗み取る。横取りする。「馬飼ひの者、それを...
へちま【糸瓜/天糸瓜】
1 ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。巻きひげで他に絡みつく。葉は手のひら状に浅く裂けていて、長い柄をもつ。夏から秋、黄色い雄花と雌花とを開き、濃緑色の実を結ぶ。実はふつう長さ約60センチの円柱...
へちま‐の‐かわ【糸瓜の皮】
1 ヘチマの果実の外皮。 2 ヘチマの果実から外皮や種子を取り去って、繊維だけにしたもの。垢(あか)すりや靴の底敷きなどに用いる。 3 「へちま2」に同じ。「恩も礼義も忠孝も死ぬる身には—」〈浄...
へら‐の‐き【篦の木】
アオイ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。葉はゆがんだ長卵形。7月ごろ、淡黄色の花を集散状につけ、花序の柄にへら状の苞葉(ほうよう)をもつ。
ヘルペス【herpes】
皮膚に小水疱(すいほう)が群れをなして生じる状態。ヘルペスウイルスの感染によって起こり、口唇や陰部にできる単純性疱疹(ほうしん)や帯状疱疹(たいじょうほうしん)がある。疱疹。
へんぺい‐じょうひ【扁平上皮】
魚の鱗に似た薄く平らな細胞によって構成される上皮。皮膚・消化管・子宮頸部などにみられる。
へんぺいじょうひ‐がん【扁平上皮癌】
扁平上皮細胞から発生する癌(がん)。
へん‐まひ【片麻痺】
上肢および下肢の、左右どちらかの側だけが麻痺した状態。大脳皮質から頸髄(けいずい)までの障害によって生じ、脳出血などの場合、首から上は反対側に麻痺が起こる。半身不随。かたまひ。
ベジ‐ブロス【veg broth】
《vegetable(野菜)+broth(だし汁)から》野菜の皮や芯などを水で煮込んでつくるだし汁。スープや煮込み料理のベースなどにする。商標名。ベジタブルブロス。
べに‐の‐き【紅の木】
ベニノキ科の半落葉性の小高木。樹皮は赤褐色。葉は大形の心臓形で、強光を避けて回転する性質がある。秋に紅色か白色の5弁花をつけ、実は三角状で刺が密生し、中に種子が数十個入っている。赤い仮種皮からと...