かすめ‐と・る【掠め取る】
[動ラ五(四)] 1 奪い取る。盗み取る。「烏が犬のえさを—・る」 2 ごまかして奪い取る。「悪徳業者に土地を—・られた」
かわ・く
[動カ五(四)]好ましくない物事をすることをののしっていう語。しやがる。していやがる。「欲を—・くな齷齪(あくせく)するな」〈露伴・五重塔〉 「盗み—・くはどいつぢゃい」〈浄・丹波与作〉
きくのはな【菊の花】
狂言。和泉(いずみ)流。大蔵流では「茫々頭(ぼうぼうがしら)」。無断で京都見物した太郎冠者が、菊の花がきっかけで上﨟(じょうろう)に誘われ、そこで盗みをはたらいて恥をかいたことなどを主人に語る...
ぎ‐ぞく【義賊】
金持ちから金品を盗み、それを貧民に分け与える、義侠心(ぎきょうしん)のある盗賊。
くす・ねる
[動ナ下一]こっそり盗み取る。ごまかして自分の物にする。「店の金を—・ねる」
口(くち)を拭(ぬぐ)・う
《盗み食いの後、口をふいて素知らぬ顔をする意から》何か悪いことをしていながら素知らぬふりをする。また、知っていながら知らないふりをする。「—・って涼しい顔でいる」
くに‐つ‐つみ【国つ罪】
1 地上で犯した罪。国の人々の犯した罪。→天(あま)つ罪「ここだくの罪を天つ罪と法(の)り別けて、—と」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 国法を犯した罪。「神宝(かんだから)を盗みとりしは例(ためし)な...
くまさか‐ごころ【熊坂心】
《熊坂長範のような心の意》盗賊の心。盗み心。どろぼう根性。「親のたくはへに—をおこし」〈仮・東海道名所記・一〉
クラッカー【cracker】
1 小麦粉を主原料とした、塩味の堅焼きビスケット。 2 円錐形の紙製の玩具用花火。先端のひもを引くと、大きな音とともに紙テープなどが飛び出る。パーティーなどで用いられる。 3 くるみ割り器。 4...
クラッキング【cracking】
1 硬いものが折れたり割れたりすること。また、そうしてできた割れ目。 2 石油精製などで、沸点の高い重質石油を、熱分解あるいは接触分解によって、ガソリンなどの軽質石油にすること。 3 コンピュー...