せ【背/脊】
1 動物の胸腹部の反対側で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背中。「—に負う」「—を流す」「敵に—を見せる」 2 物の後ろ側。背面。「いすの—」 3 物の、盛り上がって連なっている部分。「山の...
せい‐か【盛夏】
夏の暑い盛りの時期。真夏。「—の候」《季 夏》「廬(ろ)の—窓縦横に太き枝/蛇笏」
せいかん【生還】
石原慎太郎の中編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和62年(1987)、雑誌「新潮」8月号に発表。癌(がん)を宣告された働き盛りの男が未知の治療法に賭け生還を果たし、その先に見たもの...
せい‐しょ【盛暑】
夏の暑い盛り。盛夏。「—の砌(みぎり)」
せい‐ねん【盛年】
若い盛りの元気な年ごろ。
盛年(せいねん)重(かさ)ねて来(きた)らず
《陶淵明「雑詩」其一から》若い盛りは二度とはやってこないので、その時代をむなしく過ごしてはならない。
せき‐うん【積雲】
十種雲形(雲級)の一。上面が盛り上がってドーム状となり、雲底はほぼ水平の雲。晴れた日中に発達する。略号はCu。綿雲(わたぐも)。積み雲。→雲級
せきらん‐うん【積乱雲】
十種雲形(雲級)の一。垂直に高く盛り上がり、大きな塔のように見える雲。上部には氷晶ができ、広がって朝顔状や鉄床(かなとこ)状になることが多い。雷雨を伴うことが多く、ときには雹(ひょう)を降らせる...
セし‐おんど【セ氏温度】
1742年、スウェーデンの天文学者セルシウスが、1気圧での水の氷点を零度、沸点を100度とし、その間を100等分して定めた温度目盛り。現在は絶対温度から導かれ、水の沸点はセ氏99.974度となる...
せ‐まくら【瀬枕】
1 川の早瀬の水が石などに激しく当たって盛り上がり、枕のように見える所。「—大きに滝鳴って、さかまく水も早かりけり」〈平家・九〉 2 《瀬に枕する意》船中に寝ること。「舟子の—、しのび女ある所ぞ...