もり‐つち【盛(り)土】
土を盛って地面を高くすること。また、その土。もりど。→切り土
もり‐ど【盛(り)土】
⇒もりつち(盛り土)
もりつち‐じばん【盛土地盤】
湿地や沼地を埋め立てたり、丘陵部の斜面をその切土で盛って平坦にしたりして造成した地盤。
もりつなじんや【盛綱陣屋】
浄瑠璃「近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)」の八段目。弟の高綱の首実検を命じられた盛綱は、高綱の子小四郎の命をかけた働きに感動し、にせ首を本物と偽証する。
もり‐つぶ・す【盛(り)潰す】
[動サ五(四)]多くの酒を飲ませ、正体を失わせる。酔いつぶす。「量を頼みに心を—・そうと力(つと)めたのです」〈漱石・こゝろ〉
もり‐どの【盛殿】
神にささげる供物を調える所。盛屋(もりや)。 伊勢神宮で、祭使・寮官が直会殿(なおらいどの)で賜る酒食を盛り調える殿舎。
もり‐ばな【盛(り)花】
1 生け花で、水盤や平かごなどの、丈の低い口の広い花器に盛るようにして生ける生け方。また、その花。 2 盛り塩のこと。
もりひさ【盛久】
謡曲。四番目物。観世十郎元雅作。長門本平家物語などに取材。捕らえられて鎌倉へ送られた平家の主馬判官盛久が、清水観音の利益(りやく)で死を免れる。
もり‐もの【盛(り)物】
1 膳(ぜん)に食物を盛った物。 2 神仏に供える供物。
も・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 物を容器に入れて満たす。「飯を茶碗に—・る」 2 積んで高くする。積み上げる。「果物を山と—・る」「入り口に塩を—・る」 3 薬剤を調合する。また、それを与える。特に、毒を...