げん‐ざん【見参】
[名](スル)《「けんざん」とも》 1 参上して目上の人に対面すること。げざん。げんぞう。「婿が岳父(しゅうと)に—するという風に」〈鴎外・雁〉 2 目上の人が目下の者に会ってやること。げざん。...
げん‐たん【厳探】
[名](スル)警察などが、厳重にさがすこと。「目下犯人—中の由なれども」〈芥川・首が落ちた話〉
こっ‐か【刻下】
ただいま。目下。「—の急務」
こ‐ども【子供】
《「ども」は接尾語で、本来は複数であるが、今では多く単数に用いる》 1 年のいかない幼い者。児童。小児。わらべ。わらんべ。また、多くの子。子ら。「幼稚園の—」⇔大人。 2 親がもうけた子。むすこ...
こりゃ
[感]《「これは」の音変化》 1 目下の者に呼びかけるときにいう語。これ。おい。「—、よく聞け」 2 驚いたときにいう語。これは。「—、すごい」 3 民謡の囃子詞(はやしことば)の一。
これ
[感]《「此(こ)れ」と同語源》目下の者に呼び掛けたり、注意を促したりする時に発する語。こら。おい。「—、何をする」
これ‐これ
[感] 1 目下の者に呼びかけるときに言う語。「—、こっちにおいで」 2 他人の動作を軽くいましめるために呼びかけるときに言う語。「—、何をしているのだ」
さげ‐わた・す【下げ渡す】
[動サ五(四)]官庁から民間へ下付(かふ)する。払い下げる。また、目上の者から目下の者に物品を与える。「政府が土地を—・す」
さ‐こ【左顧】
[名](スル) 1 左の方へ振り向くこと。「品川の海色を—し神奈川の山光を右瞻(うせん)す」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 《古く中国で、年長者は右、年少者は左にすわった習慣から》目上の者が来訪...
さしめ
《尊敬の助動詞「さしも」の命令形》軽い敬意を含んだ命令や要求を表す。…なさい。…ください。→しめ「身ひとりはえ行くまいほどに、わごりょも来てくれさしめ」〈虎明狂・乳切木〉 [補説]室町後期に用い...