すぐ‐に【直ぐに】
[副]時間を置かないさま。ただちに。「—うかがいます」「帰ると—寝る」
すぐ‐は【直刃】
日本刀の刃文(はもん)の一。直線的な刃文。→乱れ刃
すぐ‐ばけ【直ぐ化け】
遊女などが、客の心をつかむために、身の上などをありのままに打ち明けること。「粋の客は—を以て倒(こか)すべし」〈浮・禁短気・五〉
すぐ‐みち【直ぐ道/直ぐ路】
まっすぐな道。また、近道。「是より野越えにかかりて—を行かんとす」〈奥の細道〉
すぐ‐やき【直焼(き)】
刃文(はもん)を直線的に表し出す日本刀の焼き入れ方。乱れ焼きなどに対していう。
すぐやき‐ば【直焼(き)刃】
直焼きにした刀剣の刃。
すご‐や【直屋】
平面が長方形の民家。→曲屋(まがりや)
ただ【直】
[名・形動ナリ] 1 曲がっていないこと。また、そのさま。まっすぐ。「春霞井の上(へ)ゆ—に道はあれど」〈万・一二五六〉 2 隔てるもののないこと。また、そのさま。直接。じか。「—に逢(あ)は...
ただ‐い【直居】
板敷きなどに直接すわること。「—にゐるに、むしろ、たたみをとらせばやと思へども」〈宇治拾遺・九〉
ただ‐うど【徒人/直人/只人】
「ただびと」の音変化。