プロテオミクス【proteomics】
生体内の細胞や組織における、たんぱく質の構造・機能を総合的に研究する学問分野。狭義にはプロテオーム解析とよばれるたんぱく質の分離と同定技術をさし、広義にはたんぱく質の構造を中心に、その機能や相互...
プロトニウム【protonium】
異種原子の一。水素原子の電子を負電荷の反陽子に置き換えたものであり、陽子と反陽子が、主に強い相互作用によって準安定的な束縛状態にある。電気的に中性なボース粒子。寿命は極めて短く、ピコ秒からマイク...
ベータマイナス‐ほうかい【β−崩壊/ベータマイナス崩壊】
β崩壊において、電子と反ニュートリノの対が放出される現象。弱い相互作用によって生じる。
ボースアインシュタイン‐とうけい【ボースアインシュタイン統計】
スピンがゼロか整数の値をもつボース粒子の集まりが示す統計的性質。1924年、ボースとアインシュタインがそれぞれ独立して導出。粒子同士に相互作用はなく、一つの粒子状態をいくつもの粒子が占有できる。...
みゃくどう‐オーロラ【脈動オーロラ】
数秒から数分程度の周期で脈打つように明滅するオーロラ。太陽風の高エネルギー電子と地磁気の磁力線の相互作用によって生じるコーラス波と強い相関をもつことが知られている。
ミュー‐ニュートリノ【mu neutrino/μ-neutrino】
3種類あるニュートリノのうちの一。弱い相互作用に関与し、μ粒子と対になって現れる。μ粒子は崩壊すると反電子ニュートリノとμニュートリノを放出して電子に変化する。また、反μ粒子が崩壊すると、電子ニ...
メイブン【MAVEN】
《mars atmosphere and volatile evolution》米国の火星探査機。2013年に打ち上げられ、2014年に火星の周回軌道への投入に成功。火星の大気と太陽風の相互作用...
やくぶつ‐そうごさよう【薬物相互作用】
複数の薬物を併用したときの相互作用。薬効への影響や副作用など。
ゆうれい‐りゅうし【幽霊粒子】
ニュートリノの俗称。あらゆる物質をすり抜け、他の素粒子との相互作用がごくわずかであることに由来する。
ようし‐ほうかい【陽子崩壊】
大統一理論で導き出される陽子が崩壊する現象。クオークをレプトンに変化させる極めて弱い相互作用により、陽子が陽電子とπ(パイ)中間子、またはニュートリノとπ中間子に崩壊するとされる。岐阜県のスーパ...