しん‐じち【真実】
[名・形動ナリ]「しんじつ(真実)」に同じ。「—に絶え入りにければ、まどひて願たてけり」〈伊勢・四〇〉
しん‐じつ【真実】
[名・形動] 1 うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。「—を述べる」「—な気持ち」 2 仏語。絶対の真理。真如。 [派生]しんじつさ[名] [副]本当に。確かに。「—情け...
しんじついちろ【真実一路】
山本有三の長編小説。昭和10年(1935)から昭和11年(1936)にかけて雑誌「主婦之友」に連載。人生を真実一路に生きようとしながらも運命に翻弄されていく家族の姿を描く。映画、ドラマなど映像化多数。
しんじつ‐いちろ【真実一路】
どこまでも真実を求めていくこと。 [補説]書名別項。→真実一路
しんじつ‐せい【真実性】
ある事柄が真実であること。→真実相当性
しんじつそうとう‐せい【真実相当性】
ある事柄が真実であると信ずるに足る正当な理由や根拠があること。「—の有無が裁判の争点となる」 →真実性
しんじつ‐の‐くち【真実の口】
《Bocca della Verità》イタリアの首都ローマのサンタマリアインコスメディン教会の外壁にある石造の円盤。海神トリトーネの浮き彫りが施されている。もとは古代ローマ時代の下水溝の蓋であ...
しんじつ‐み【真実味】
真実であるという感じ。まごころがこもっている感じ。「話に—がない」
しんじつものがたり【真実物語】
《原題、(フランス)Le Voir dit》マショーによる田園詩。1362年〜1365年頃の作。