き‐いつ【帰一】
[名](スル)別々の事柄が、同一のものに帰着すること。「一つの真理に—する」
き‐おん【棄恩】
仏語。真理の道に入るため、父母の恩を捨てて世俗への執着を断つこと。
きことわ
朝吹真理子による小説。貴子(きこ)と永遠子(とわこ)という二人の女性の、25年ぶりの再会を描く。平成22年(2010)発表。同年、第144回芥川賞受賞。
機(き)に因(よ)りて法(ほう)を説(と)く
仏教の真理は一つであるが、その時、その場に応じて適切な説法を行う。転じて、臨機応変に処理をする。
きゃっかん‐しゅぎ【客観主義】
1 哲学で、主観から独立して、客観的に妥当する真理・価値・規範の存在を主張する立場。⇔主観主義。 2 個人的・独断的見解をしりぞけ、客観的基準に従って行動する態度。⇔主観主義。 3 刑法理論で、...
きゅう【究】
[音]キュウ(キウ)(漢) ク(呉) [訓]きわめる [学習漢字]3年 1 真理や本質をつかむため、これ以上行けないところまで推し進める。「究明・究理/学究・研究・攻究・考究・探究・追究・討究・...
きゅう‐どう【求道】
真理や宗教的な悟りを求めて修行すること。→求道(ぐどう)
きゅう‐めい【究明】
[名](スル)道理や真理をつきつめて明らかにすること。「真相を—する」
きょう‐ぎ【教義】
ある宗教・宗派が真理と認めている教えの内容・体系。ドグマ。教理。
きょうとまで【京都まで】
林真理子の短編小説。京都を舞台に年下の男性との恋愛を描く。昭和60年(1985)刊行。同年、「最終便に間に合えば」とあわせ第94回直木賞受賞。