けいかん‐けん【景観権】
自然の景観や、歴史的・文化的景観を享受する権利。 [補説]個人的な権利である眺望権が集まって広域化したものととらえることもできる。
けなし‐やま【毛無山】
山梨県南部・静岡県北部の県境にある山。天子山地の最高峰で、標高1964メートル。山腹に武田信玄が採掘した中山金山の遺跡がある。南麓に朝霧高原が広がり、富士山の眺望がよい。
けんとく‐さん【乾徳山】
山梨県山梨市の北部にある山。標高2031メートル。頂上からの眺望がよい。中腹に大平牧場があり、裾野は草原状になっている。山麓の甲州市に、武田信玄の菩提(ぼだい)寺である乾徳山恵林(えりん)寺があ...
けんろく‐えん【兼六園】
石川県金沢市にある池泉回遊式庭園。加賀藩主前田侯の庭として延宝年間(1673〜1681)ころ造られ、文政年間(1818〜1830)に補修。宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力・蒼古(そうこ)...
こう‐えん【高遠】
[名・形動] 1 高く遠いこと。また、そのさま。「総ての眺望が—、壮大で」〈独歩・鹿狩〉 2 考えなどが広く深く、計り知ることのできないこと。また、そのさま。「—な理想をかかげる」
ごず‐さん【五頭山】
新潟県阿賀野市と東蒲原(かんばら)郡阿賀町にまたがる山。標高912メートル。大同4年(809)弘法大師によって開山されたと伝えられる信仰の山。晴れた日には佐渡島まで眺望できる。山頂部に五つの峰が...
ごよう‐ざん【五葉山】
岩手県南東部、釜石市・大船渡市・気仙郡住田町の境にある山。標高1351メートル。海に直線距離で13キロメートルと近いため眺望がよい。ホンシュウジカの生息北限地。五葉山県立自然公園に属する。
さじき‐どの【桟敷殿】
眺望を楽しむために高くつくった建物。「この—に中納言殿住み給ふに」〈栄花・玉の台〉
さん‐えん【三遠】
山水画における三つの遠近法、ないし空間の構成原理。下から上方峰を見あげる高遠、渓谷の奥を水平に望む深遠、近山から遠山を眺望する平遠。北宋の郭熙(かくき)の説。
さんがね‐さん【三ヶ根山】
愛知県南部にある山。標高340メートル。山頂には三ヶ根観音がある。三河湾の眺望がよい。三河湾国定公園に属する。