め【目/眼】
[名] 1 物を見る働きをする器官。光線・色などを感受して脳に送る感覚器官で、脊椎動物では眼球およびその付属器の涙腺などと視神経からなる。「澄んだ美しい—」「—をあける」 2 物を見るときの目...
め‐だま【目玉】
1 目の玉。眼球。 2 1に似た形のもの。 3 (「お目玉」「大目玉」の形で)目上の人からしかられること。「お—を食う」 4 《客が目玉をむいて驚く意から》多くの売り物の中で特に注目される物。客...
め‐の‐たま【目の玉/眼の球】
めだま。眼球。
もう‐まく【網膜】
眼球を覆う最も内側の膜。目の最も重要な部分で、外界の光を受けて像を結ぶ。視細胞と視神経の末端とが分布していて、視細胞から刺激が視神経によって脳に伝えられ、色や明暗を識別する。 [補説]神経網膜と...
もうみゃくらくまく‐えん【網脈絡膜炎】
眼球の奥にある網膜と脈絡膜に炎症が生じた状態。とくに、網膜に生じた炎症が脈絡膜に及んだ状態をいう。網膜脈絡膜炎。→脈絡網膜炎 →脈絡膜炎
もうよう‐たい【毛様体】
眼球の水晶体を輪状に取り囲む組織。水晶体の厚さを変えて屈折度を調節し、像の焦点を合わせる働きをする。また、硝子体・水晶体・角膜などの眼球組織に栄養を供給する房水を産生・分泌する。→葡萄膜
もうようたい‐きん【毛様体筋】
眼球の毛様体にあり、水晶体の調節に関与する平滑筋。内眼筋の一つ。副交感神経の支配を受け、この筋が収縮すると毛様体小帯が緩み、水晶体の厚みが増して近くにピントが合う。弛緩(しかん)すると水晶体が薄...
もうようたい‐しょうたい【毛様体小帯】
眼球内で、水晶体を毛様体に固定する支持線維。毛様小帯。チン小帯。小帯線維。水晶体小帯。
やく‐しゅつ【躍出】
[名](スル)勢いよく出ること。おどり出ること。「眼球の—し来るや予め期する所なり」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
ゆうすいしょうたい‐がんないレンズ【有水晶体眼内レンズ】
眼球内に挿入される人工レンズ。また、それによる屈折矯正手術の総称。水晶体を残したまま、前房(角膜と虹彩の間)、または後房(虹彩と水晶体の間)に挿入する。角膜が薄い、強度の近視・乱視などの理由でレ...