けつ‐まく【結膜】
まぶたの裏と眼球の表面を覆っている無色透明の粘膜。
けつまく‐のう【結膜嚢】
結膜のこと。まぶたの裏から眼球の表面にかけて嚢状(のうじょう)(ふくろ状)になっていることから。
けん‐がん【献眼】
[名](スル)死後、眼球をアイバンクに寄付して、その角膜を移植に使ってもらうこと。
けんれつ‐はん【瞼裂斑】
結膜(白目)にできる黄色いしみのような隆起。紫外線やコンタクトレンズによる慢性的な刺激によって起こる。 [補説]「瞼裂」とは、上下のまぶたのあいだのこと。目を開いたときに外から見える眼球の部分で...
こうがんあつ‐しょう【高眼圧症】
眼球内の房水の生産・流出量を調整する機能に障害があり、眼圧が慢性的に高い状態。緑内障の危険因子の一つとされる。視野や視神経には障害がなく、眼圧が正常値(約10〜20ミリ水銀柱)以上の場合、高眼圧...
こう‐きょく【後極】
眼球を正面から見たとき、最も奥の部分。眼底の中心部で、視神経乳頭や黄斑がある。→前極
こう‐さい【虹彩】
眼球の血管膜の前端部で、角膜の後方にある環状の膜。色素に富み、その沈着状態によって、茶色や青色の眼になる。中央の瞳孔(どうこう)で開閉を行って光の量を調節する。
こうさい‐きん【虹彩筋】
眼球内の虹彩(こうさい)に存在し、瞳孔の縮小・拡大を担う、瞳孔括約筋・瞳孔散大筋の総称。
こうぶしょうしたい‐はくり【後部硝子体剝離】
眼球の硝子体(しょうしたい)の後部が、その奥にある網膜からはがれた状態。飛蚊症の原因の一つ。加齢に伴って、ゼリー状の硝子体の内部に液化した部分ができる。これが硝子体の後方に集まり、外に流れ出すと...
こう‐ぼう【後房】
1 家の奥にあるへや。特に、婦人のへや。 2 眼球で、虹彩と水晶体および毛様体に囲まれた部分。毛様体から分泌される房水で満たされている。後眼房。→眼房