しんくう‐ぶひん【真空部品】
各種真空装置を構成する部品の総称。真空に面して使用されるため、放出ガスが少ない材料で表面処理を施し、洗浄による付着物の除去などが必要となる。半導体製造装置などで利用される。
じゅ‐い【寿衣】
死者に着せる着物。経帷子(きょうかたびら)。
じょう‐きら【常綺羅】
いつもよい着物を着ていること。また、その着物。「毎(いつ)も—を張って贅沢に暮していた」〈魯庵・社会百面相〉
じょう‐だん【冗談】
[名・形動] 1 遊びでいう言葉。ふざけた内容の話。「—を交わす」「—を真に受ける」 2 たわむれにすること。また、そのさま。いたずら。「—が過ぎる」「—な女どもだ。みんな着物をかぶってくるは」...
じんじん‐ばしょり【じんじん端折り】
《「じじいばしょり(爺端折)」の音変化》着物の背縫いの裾の少し上をつまんで、帯の後ろの結び目の下に挟み込むこと。じんじばしょり。「—の頰冠(ほおかむ)りや、赤い腰巻の姉(あね)さんや」〈漱石・草枕〉
すい‐ぜん【垂涎】
[名](スル)《「すいせん」とも》 1 食べたくてよだれを垂らすこと。 2 ある物を手に入れたいと熱望すること。「—の的」「人形の着物にばかり眼をつけてさっきからしきりに—している」〈谷崎・蓼喰...
すずめ‐おどり【雀踊(り)】
江戸時代の風流(ふりゅう)踊りで、編み笠をかぶり、竹に雀の模様の着物を着て奴(やっこ)姿で踊るもの。歌舞伎にも取り入れられた。
すそ【裾】
1 衣服の下方の縁(ふち)。また、その部分。「着物の—をからげる」 2 物の端。下端や末端の部分。「垂れ幕の—」 3 頭髪の、襟首(えりくび)に近い、末端の部分。「—を刈り上げる」 4 山などの...
すそ‐かぜ【裾風】
人の立ち居振る舞いによって、着物の裾が動いて起こる空気の動き。
すそ‐からげ【裾絡げ】
動きやすいように、着物の裾の両端を持ち上げて帯に挟むこと。