まえかわ‐ていり【前川定理】
折り紙を平らに折って展開したとき、その折り線が交差する点に着目すると、山折りと谷折りの線の数の差は、かならず±2となるという定理。1980年代に前川淳作が発表。
まるやま‐ワクチン【丸山ワクチン】
皮膚科医の丸山千里が結核患者に癌(がん)発生の少ないことに着目し、ヒト型結核菌から開発した癌(がん)治療用ワクチン。
もく【目】
[音]モク(呉) ボク(漢) [訓]め ま さかん [学習漢字]1年 〈モク〉 1 め。「目前/刮目(かつもく)・耳目・衆目・属目(しょくもく)・着目・注目・鳥目・瞠目(どうもく)・眉目・瞑目...
やくわり‐りろん【役割理論】
役割2に着目して、社会と個人の関係を説明しようとする社会学や行動諸科学の理論。
リトミック【(フランス)rythmique】
スイスの音楽教育家ダルクローズが考案した音楽教育体系。リズムや音に対する身体的な反応・行動に着目したもので、創造的な人間教育の手段として広く活用される。舞踊・演劇の訓練方法にも応用されている。律動法。
ろくさん‐せい【六三制】
学校教育法に基づく第二次大戦後日本の学校制度の、特に義務教育段階に着目しての通称。小学校6年・中学校3年をさす。高校3年・大学4年を加えて六・三・三・四制ともいう。
ろくめいかんのけいふ【鹿鳴館の系譜】
磯田光一の評論。昭和58年(1983)刊行。副題「近代日本文芸史誌」。日本の欧化の象徴としての鹿鳴館に着目しつつ、日本文化の近代化・欧化の歩みを論じる。第35回読売文学賞評論・伝記賞受賞。