しられ‐ざる【知られざる】
[連語]《動詞「知る」の未然形+受け身の助動詞「れる」の未然形+文語の打消しの助動詞「ず」の連体形》おおやけに知られていない。まだ誰も知らない。「—真実」
白(しら)を切(き)・る
わざと知らないふりをする。しらばくれる。「見たこともないと、あくまで—・る」
しらん‐ぷり【知らん振り】
[名](スル)《「しらぬふり」の音変化》知っているのに知らないようなそぶりをすること。知らないふり。「—して通り過ぎる」
じびき‐がくもん【字引学問】
一つ一つの文字や言葉を知っているだけで、活用することを知らない学問。深くはない表面的な知識。
じんめん‐じゅうしん【人面獣心】
《「史記」匈奴伝から》顔は人間であるが、心はけだものに等しいこと。恩義や人情を知らない者、冷酷非情な者のたとえ。ひとでなし。にんめんじゅうしん。
すっ‐とぼ・ける【素っ惚ける】
[動カ下一]《「すっ」は接頭語》知っているのにまったく知らないというふりをする。「だれの仕業かわからないと—・ける」
すべ【術】
目的を遂げるための手段。方法。てだて。「施す—も知らない」「なす—がない」
ずうずうし・い【図図しい】
[形][文]づうづう・し[シク]恥を知らない。厚かましい。「—・く居候をきめこむ」 [補説]「図図しい」は当て字。 [派生]ずうずうしげ[形動]ずうずうしさ[名]
せい‐ち【生地】
1 その人が生まれた土地。出生地。「母の—を訪ねる」 2 知らない土地。 3 生きて帰ることのできる土地。
井底(せいてい)の蛙(かわず)
知識や考えが狭くて、他にもっと広い世界のあることを知らない者をあざけっていう語。井蛙(せいあ)。井の中の蛙(かわず)。