むげ‐に【無下に】
[副] 1 冷淡なさま。すげなく。そっけなく。「相手の懇願を—拒む」 2 度外れなさま。むやみに。やたらに。「たれの子とも知れぬものを、—めでいつくしんで居ったげでござる」〈芥川・奉教人の死〉 ...
めい‐ち【明知】
[名](スル)はっきりと知ること。「然る所以を—すること能わずと」〈織田訳・花柳春話〉
冥土(めいど)にも知(し)る人(ひと)
どんな所へ行っても、知り合いに会うものだということ。また、どんな所でも知り合いはできるものだということ。地獄にも知る人。
メッセル‐ピット【Messel Pit】
ドイツ中部、ヘッセン州の村メッセル付近にあるオイルシェールの採掘場跡。ダルムシュタットの北東郊に位置する。新生代始新世の堆積物とされ、ウマの祖先プロパレオテリウム、アリクイ、コウモリ、霊長類など...
目(め)を開(ひら)・く
1 閉じた目をあける。目を見開く。 2 知識を得たり、真理を悟ったりして新しい境地を知る。「外国語を学んで新しい世界に—・く」
もうけ【設け】
1 前もって用意されていること。「—の席につく」 2 あらたに設置・設立すること。「未だ学校の—あらざりし前に」〈中村訳・西国立志編〉 3 あらかじめ決められていること。また、計画。「斯る—のあ...
もえ‐い・ず【萌え出づ】
[動ダ下二] 1 草木が芽を出しはじめる。芽ぐむ。「石(いは)走る垂水の上のさわらびの—・づる春になりにけるかも」〈万・一四一八〉 2 心の中に生じる。きざす。「春くれば雪の下草下にのみ—・づる...
もの‐ごと【物事】
物と事。もろもろの物や事柄。「—の加減を知る」「—の順序をわきまえる」
もる‐め【守る目】
人が見守ること。番をしていること。また、その目。「—のみあまた見ゆれば三笠山知る知る如何さして行くべき」〈後撰・恋六〉
もんですか
[終助]「ものですか」の音変化。「そんなこと知る—」