たんしゅうきすいせい【短周期彗星】
周期彗星のうち、公転周期が200年以下のもの。ケプラーの法則(第三法則)によれば、公転周期200年の軌道長半径は34.2天文単位(海王星と冥王星の間)に相当するが、離心率が大きい長楕円軌道の場合、遠日点はカイパーベルトを超える。そのため短周期彗星の起源はカイパーベルトであると考えられている。ハレー彗星、エンケ彗星、スイフトタットル彗星、テンペルタットル彗星などが知られる。⇔長周期彗星。
たんしゅうきじしんどう【短周期地震動】
地震の際に発生する、周期1秒以下の小刻みな揺れ。中低層の建物が共振しやすい。周期が0.5秒以下のものを極短周期地震動、1〜2秒のものをやや短周期地震動という。→長周期地震動