出典:gooニュース
石化関連の脱炭素推進…三井化学、3社連携で共同事業も
三井化学は18日、事業戦略説明会を開き、石油化学関連を担う「ベーシック&グリーン・マテリアルズ事業」で脱炭素対応や構造改革を引き続き推進する考えを示した。西日本でナフサクラッカーを持つ三菱ケミカルグループ、旭化成との脱炭素対応などに向けた3社連携では、2025年度に共同事業体について、より細かい内容を検討する。三井化学の伊沢一雅専務執行役員は「どうグリーン化していくか、生産能力や基礎化学品の問題
需給ギャップ悪化に拍車…動き始めた「石化再編」の行方
石油化学工業協会(石化協)の統計によると、国内のエチレン製造プラントの稼働率は24年10月実績まで、好不況の目安となる90%を27カ月連続で割り込んだ。石化協が正確なデータを持つ期間において過去最長を更新した。石化協の工藤幸四郎会長(旭化成社長)は「(稼働率)80%台は定常状態になりかねない」と度々語っており、新たな対策の重要性が増している。
もっと調べる