カール【(ドイツ)Kar】
氷河の浸食によって、山頂直下の斜面が、すくい取ったように円形に削られた地形。日本では飛騨・赤石・日高山脈などにみられる。圏谷(けんこく)。
カールスルーエ【Karlsruhe】
ドイツ南西部の都市。ライン川右岸に位置する。1715年にバーデン公国の首都として建設され、カールスルーエ城(現在は博物館)を中心とする放射状の街路をもつ。石油化学などの工業が盛ん。
カールズバッドどうくつぐん‐こくりつこうえん【カールズバッド洞窟群国立公園】
《Carlsbad Caverns National Park》米国ニューメキシコ州南東部にある国立公園。1930年設立。グアダループ山脈の東麓、チワワ砂漠に位置する。石灰岩の浸食によってできた...
カールテオドール‐ばし【カールテオドール橋】
《Karl-Theodor-Brücke》ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市、ハイデルベルクにある、ライン川の支流ネッカー川に架かる石造橋。1786年から1788年にかけて、バイエ...
カーンヘリー‐せっくつ【カーンヘリー石窟】
《Kanheri Caves》インド西部、マハラシュトラ州にある仏教の石窟寺院群。州都ムンバイの北約40キロメートル、サンジャイガンジー国立公園内の岩山に位置し、紀元前1世紀以降に造られた100...
が【雅】
[名・形動]みやびやかなこと。奥ゆかしいこと。また、そのさま。風流。「馬が尿(いばり)するのをさえ—な事と見立てて」〈漱石・草枕〉
[名]「詩経」の六義(りくぎ)の一。周王朝の儀式や宴席でう...
がいさい‐の‐うらみ【睚眥の怨み】
《「史記」范雎(はんしょ)伝から》ちょっとにらまれたくらいのうらみ。わずかなうらみ。「—は人を欺く笑(えみ)の衣に包めども」〈漱石・幻影の盾〉
がいしょう‐じん【外省人】
1949年の中華人民共和国成立前後、共産党との内戦に敗れた国民党とともに大陸から台湾に渡った人々とその子孫。台湾人口の1割強だが、1980年代に始まった民主化以前は支配層のほとんどを占めていた。...
がい‐せつ【剴切】
[名・形動]非常によく当てはまること。また、そのさま。「実に肯綮(こうけい)に中(あた)った—な御考えで」〈漱石・坊っちゃん〉
がいとう‐まく【外套膜】
軟体動物の体の表面を覆う膜。イカでは円錐状、タコでは袋状をし、貝類ではその表面や縁から石灰分を分泌して貝殻を作る。外套。