へき‐らく【碧落】
青い空。大空。また、はるか遠い所。「風—を吹いて浮雲(ふうん)尽き」〈漱石・門〉
へぐら‐じま【舳倉島】
石川県輪島市の沖合約50キロにある島。アワビ・サザエ・テングサなどの漁場。夏季に海女が移住する風習で知られた。
へげ‐いし【剝げ石】
板状節理がよく発達して、平らに割れた石材。また、鉄平石や根府川(ねぶかわ)石のこと。
ヘッド‐いんせき【HED隕石】
エイコンドライトに属する隕石のグループ。母天体でなんらかの火成作用により分化したもの。小惑星ベスタの地殻に由来すると考えられている。地球の火成岩と似ているが、安定同位体比が異なる。HEDは、ホワ...
ヘネラルカレーラ‐こ【ヘネラルカレーラ湖】
《Lago General Carrera》南アメリカ南部、パタゴニア地方にある氷河湖。チリとアルゼンチンの国境に位置し、アルゼンチン側ではブエノスアイレス湖とよばれる。バケル川が流出し、太平洋...
ヘプタン【heptane】
炭素数が7個のメタン系炭化水素。石油中に存在する。無色の可燃性液体。9種の異性体がある。ガソリンエンジンのノッキングの原因となり、オクタン価の測定に用いられる。化学式C7H14
へみ【蛇】
「へび(蛇)」に同じ。「四つの—五つの鬼(もの)の集まれる穢(きたな)き身をば」〈仏足石歌〉
ヘリオトロープ【heliotrope】
1 ムラサキ科の小低木。葉は楕円形で先がとがる。春から夏にかけて、強い芳香のある紫または白色の小花を総状につける。また、園芸上は同科ヘリオトロピウム属の数種をさし、花が紫色のニオイムラサキなどが...
ヘルネ【Herne】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方のラインヘルネ運河とドルトムントエムス運河の合流点に位置する。19世紀後半より石炭採掘で発展。20世紀半ばに大部分の炭坑が閉鎖され...
ヘルムズリー‐じょう【ヘルムズリー城】
《Helmsley Castle》英国イングランド北東部、ノースヨークシャー州の町ヘルムズリーにある城。12世紀初め、スコットランドに対する防備のために木造の城砦として建造。12世紀末、掘に囲ま...